現在進行中のVALORANT Champions Tour 2022 EMEA オープン予選にて、G2 Esportsでコーチを務めるpipsoNが、試合中に選手とコミュニケーションを取っていた疑惑が浮上し、コミュニティから非難が集まっています。

事の発端は、G2 Esportsに所属するnukkyeがTwitterに投稿した大会中のクリップ。本来、タクティカルタイムアウトを除き、コーチが選手とコミュニケーションを取ることは原則禁じられていますが、クリップにはコーチのpipsoNと通話を行っている様子が確認されています。なお、ツイートは現在削除済みで、nukkyeは「間違って別のクリップを投稿してしまった」と説明しています。

コミュニティでは「タイムアウトが無い限り、いかなる理由でもコミュニケーションを取るべきではない」、「公平性を保つため処罰を下すべき」など、様々な意見が寄せられており、G2 EsportsからGuild Esportsへ移籍したkoldamentaは「陰に隠れてコーチがIGLを行うことも、良い作戦だと思います。」と皮肉めいたツイートを投稿しています。

また、CS:GO、VALORANTでキャスターとして活動するddkが本件に言及。オンラインの試合は管理が難しいため、他のチームも行っている可能性が高いと指摘する一方、自分たちの首を絞めるだけでメリットは一切ないとコメントしています。

pipsoNは実際に大会規則に違反し、コミュニケーションを行っていたのでしょうか?もちろん、オンライン上の試合は管理が難しいため、他のチームも行っていると思います。しかし、不正行為を行っている事実には変わりなく、何らかの形で自業自得として回ってくると思います。皆さんご注意ください。

現時点でRiot Gamesから本件に関する発表は出されておらず、G2 Esportsに対する処分の有無は不明ですが、Redditでは「G2 Esportsへ処罰を下すことが問題ではなく、同様の違法行為を行っているチームを発見し処罰を下す公平な方法を見つけるべき」といったコメントも見受けられます。

余談ですが、新型コロナウイルスが拡大し、オンライン大会が中心となったCS:GOでも同様の問題が発生し、コーチが公式配信を見ながら指示を出していた、コミュニケーションを取っていたなど、様々な問題が発生しました。

通話の録音やWebカメラでの録画など、新たな規則を設けることで、諸問題は解決されましたが、今大会のように数百以上のチームが出場するオープン大会となると話は別。録音や動画チェックなど、大会主催側の負担が増えるため、新たな規則を求める声がコミュニティから寄せられています。

4 コメント

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  1. コーチがしゃべることでメリットってあります?

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    1. オフラインに比べるとオンラインはメリットしかないでしょ
      相手の配置や作戦傾向が遅延があっても確認出来るし13本先取だけど後半に活かせる情報を選手に伝えられるアドバンテージはデカいし
      IGLの負担減らして撃ち合いに専念出来るアドバンテージもデカい
      CSGOのときはコーチがIGLするチームが強すぎてルールで禁止になったくらいだよ

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  2. 配信とかコーチング動画とか第三者視点で試合見てるのと実際にプレイしてるのじゃ情報把握のレベルが違うだろ

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  3. オフ大会見てて疑問だったんだけどコーチって試合中何の画面見てるの?
    配信画面みたいな神目線で試合見れるのか、自チームの選手の視点だけなのか知りたい

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