スコアボードを見ることをやめたら勝率が18.1%上昇した、海外ユーザーが1ヵ月検証

海外掲示板Redditで見つけた「スコアボードのキーバインドを外し、数日間、または数週間プレイしてみてはいかがでしょうか？」のスレッドを紹介。以下抄訳になります。

「1週間でレディアントに到達できます！」といった内容ではないですが、ゲーム中の集中力を高めるヒントを紹介したいと思います。

ラウンドが始まる前、ラウンド中、自分が倒された後、味方が倒された後、水を飲んでいる時、次のプレイを考えている時など、スコアボードのタブキーを連打してしまう人は多いと思います。ただそれが邪魔となり、試合で良いプレイをできなくなってしまうことがあると思います。

そこで私は1ヶ月間、スコアボードのキーバインドを解除することにしました。タブキーには「ここを監視中（ピン）」を設定し、誤って押すことが完全にできない状態にしました。

スコアボードを見ることができない大きな問題点に、敵のクレジット状況を把握できないことがあります。しかし、その問題点を踏まえた上で、今回の取り組みが非常に効果的であり、私を助けてくれた理由をここに記したいと思います。

タブキーを押す頻度が徐々に減っていった

タブキーに監視中ピンを設定しているため、数秒おきに「ここを見てるよ」「ここを見てるよ」と報告してしまい、フレンドにはかなり怒られました。

当時の私は特に理由もなく、退屈だからタブキーを押していました。しかし時間が経つにつれタブキーを押す頻度が少なくなり、次第に押すことがなくなりました。チャレンジが終えた今ではクレジット状況を確認するためだけにタブキーを押すようになり、ラウンド開始時に1回、自分が倒されたり誰かが切断した時に1回タブを押すだけです。

他人ではなく、自分自身に集中することができるようになった

実はこれが、私はチャレンジを行った最大の理由です。スコアボードを開かないので、味方チームのスコアを確認することができず、チームメイトの良し悪しが分かりません。

誰がスコア1位で、誰が最下位か全く分からないので、「味方のセージ0キルじゃん・・・」「最下位だから武器を落とすのとを辞めよう」といった無駄な思考を省き、自分のプレイだけに集中できるようになりました。

味方のレイズが倒されたとき、それが1デス目なのか、20デス目なのか私には分かりません。スコアボードが見えないということは、過ぎたラウンドを注目しているのではなく「今」に意識しているのです。

味方のソーヴァが大活躍して試合に勝利したら、スコアは11キル15デスと微妙だったみたいな試合が数えきれないほどありました。また活躍できていないと思っていたのに、試合後に確認したら実はMVPで活躍していた、ということもありました。対戦終了画面が本当に楽しみで、いかに自分がキル数に集中しているかを痛感しました。

スマーフに対する心配や不安が軽減された

上記と同様ですが、敵チームで誰が活躍しているか分からなくなり、対戦相手への恐怖心が大幅に軽減されました。

レイナに毎ラウンド倒されていた試合がありましたが、実はレイナは自分しかキルしておらず、他の人がスコア1位だったことがありました。人はスコアを見て、活躍できていない自分を攻めたり、チームメイトに不信感を抱いたりしますが、誰が活躍しているのか分からなくなると、それに対する不安がなくなります。

誰が一番活躍しているか分からないからこそ、自信がつくのです。

クレジット状況はバイフェーズに確認できる

バイフェーズには味方のクレジット状況を見ることができるし、倒されたらダメージ量を見ることができます。そのため、スコアボードを見なくても、コミュニケーションや連携は十分に取ることができます。

気づけばストレスもなくなり、楽しくゲームをプレイできるようになった

スコアボードを見ることで、自分のプレイに自信がなくなることもあります。またチームメイトを怒鳴り散らしたり、暴言を吐くこともあるでしょう。

自分のパフォーマンスを知ることは良いことですが、自分のパフォーマンスを心配することは試合後が最適です。試合終了時に最終的な全員のスコア、自分の成績を確認し、評価、改善することが最適だと思います。

試合中は自分自身に集中すべきです。無駄な雑念は必要ありません。

ミュート機能と組み合わせることで効果は絶大

最後のヒントは、敵のチャットをミュートすることです。敵からのチャットはあなたのゲームプレイに全くもって影響しません。逆に余計な雑音となります。

私は全ての試合で敵チームを全員ミュートにしていました。正気を保つためにも、ミュートにすることを推奨します。

結論

数日間、あるいは数週間、スコアボードと縁を切るだけでいいのです。精神的にも楽になるし、ゲームも更に楽しくなります。コントローラー、イニシエーターメインの私にとっては、ファーストピックを取るかどうかではなく、自分のアビリティに集中することに非常に役立ちました。

自分がチームの為に情報を集め、チームメンバーも僕のアシストに喜んでくれるような、そんな試合になります。試合後にスコアボードを見れば、「キルが少ない・・・」と思うかもしれませんが、それは悪いことではなく、むしろ素晴らしいことで、いかにアビリティに集中していたかを意味しています。

そして自分のアシスト数を確認すると、とんでもない高スコアなのです。自分がチームの為にサポートに尽力し、ただキルを稼ごうとしていたわけじゃないと分かります。

試合中に怒ってしまう人は、少しだけ試してみても良いかもしれません。自分のキルなんてどうでもいいって思うかもしれません。

もし試した人がいれば、その結果を共有してください。私の場合、エピソード5 ACT1では47.4%、エピソード5 ACT2では46.2%だった勝率が、スコアボードを消しただけで64.3%にまで上昇しました。これだけ雑念が無くなれば、あとは自分のプレイに集中するだけです。

追記：チームメイトのアルティメットポイントを把握できないことも問題でした。この点に関しては、是非コミュニケーションを取って共有してください。