「Sengoku Gaming」からViciが脱退、フリーエージェントを表明

福岡県福岡市を拠点に活動するeスポーツチーム「Sengoku Gaming」は3月8日、VALORANT部門に所属するViciが脱退したことを発表しました。

【#VALORANT Div. Announcement】
この度、VALORANT部門に所属しておりましたVici選手がチームを脱退する運びとなりました。
Sengoku Gamingへの貢献に心から感謝するとともに、今後の更なるご活躍をお祈りいたします。 pic.twitter.com/O5TFrGgTMT

— Sengoku Gaming (@Sengoku_Gaming) March 9, 2023

現在18歳のViciは、2022年にVALORANTの競技シーンに参入。ロシア人選手ながら日本のeスポーツチームSengoku Gamingからプロのキャリアをスタートし、昨年6月に開催されたVCT 2022 Japa Stage 2では新体制初出場の大会ながらオープン予選を通過。予選でJadeite、DeToNator、Reigniteを下し見事プレイオフ進出を果たしました。

そして今年行われたVCJ 2023 Split 1ではオープン予選でENTER FORCE.36を下しメインステージ進出。メインステージでは4勝3敗の戦績で3位通過を果たしプレイオフに進出しますが、FENNELにオフラインへの道を阻まれ国内4位で終了となりました。

Viciはブリムストーン、オーメン、アストラ、キルジョイ、サイファー、レイナなど幅広いエージェントプールで知られ、キャリアを通してK/Dは1.66と驚異的なスコアを記録。VCJ 2023 Split 1のメインステージではコントローラーを担当しながらも個人戦績ランキングで2位を記録しました。

Viciは今回の脱退について、自身のTwitterでは「今の自分がどう改善すればもっと良くなるかも分かって、とてもいい経験になりました」とコメント。また「今タイに居て、ILが終わるまで待ちたいと思います。FAです」と述べ、インターナショナルリーグが終了するまでタイに滞在し、かつフリーエージェントとして新たな所属先を模索する意向を明らかにしました。

Viciが脱退したSengoku Gamingのロスターは以下になります。チームは今月28日に開幕するVCJ 2023 Split 2 Advance Stageに出場予定で、アセンショントーナメントからインターナショナルリーグ参入を目指します。

•  Misaya
•  something
•  Npoint
•  nobita
•  Fisker
•  Relife（ヘッドコーチ）
•  Senpai（タクティカルコーチ）
•  SHMZ（アナリスト/マネージャー）