SyykoNTがフリーエージェントを表明、コーチとして新たな所属先を模索

昨日、Sentinelsのヘッドコーチを退任したSyykoNTですが、移籍金が発生しないフリーエージェントとして新たな所属先を模索することを表明しました。ツイートではコーチ、ジェネラルマネージャー、または管理職でオファーを公開します。

「私は現在、Sentinelsのヘッドコーチではありません。現在は移籍金の発生しないフリーエージェントで、今後はeスポーツのコーチ、ジェネラルマネージャー、またはその他の管理職を探しています。

（Sentinelsのメンバー、コーチに対し）皆さんと一緒に仕事ができたことは光栄で、喜びでもありました。このプロジェクトを成功させることができなかったことは残念ですが、チームが今後も発展し、改善に向けた強固な土台を築くことができたと信じています。」

I am no longer Head Coach of Sentinels. I am now an unrestricted Free Agent and seeking Coach, GM, or other management positions within Esports. (1/5)

— Syyko (@SyykoNT) April 18, 2023

現在31歳のSyykoNTは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。アマチュアチームSedatedからコーチのキャリアをスタートし、Lazarus、Pretty Boyzを経て、同年11月にXSETのVALORANT部門コーチ就任を発表しました。

ヘッドコーチとしてXSETの躍進に貢献しますが、VCT 2021 Stage 2、Stage 3ともに国際大会出場には届かず、VCT 2021 NA LCQでは惜しくも4位で終了。しかし2022年、VCT 2022 NA Stage 2の決勝でOpTic Gamingを下し悲願の優勝を達成。北米代表としてVCT 2022 Stage 2 Masters、VALROANT Champions 2022に出場し、両大会でベスト8を記録しました。また大会にはスーツ姿で登場することで知られ、その独特なスタイルから人気を博しています。

そして2022年10月、北米のパートナーチームに選出されたSentinelsのヘッドコーチ就任を発表。同部門のメンバー過半数を入れ替える大幅な再編を行いますが、VCT 2023 LOCK//INでは初戦敗退に終わり、現在開催中のVCT AMERICAS 2023では1勝2敗と低迷を迎えています。