Stax「現在の完成度は70~80%、大会中に100%まで上げていきたい」

明日8月7日にロサンゼルスで開幕するVALORANT Champions 2023に出場する韓国のDRXですが、同チームに所属するStaxが今大会の完成度を記者会見で語りました。

昨年のVALORANT Champions 2022では3位入賞を果たしたDRXですが、Staxはインタビューで「昨年の世界大会では良い成績を残すことができたので、当時の記憶を思い出し、今年も全力を尽くしたいです」と 言及。今年度も昨年を上回る成績を残したいと語りました。

続けて「現在のチームの完成度は70~80%まで上がっています。そして大会を進めながら100%までコンディションを上げることを目標にしていきたいです」と述べ、現在チームのパフォーマンスは好調であることを指摘し、大会中に100%まで仕上げたいと付け加えました。

またグループステージ初戦ではブラジルの強豪LOUDと対戦するDRXですが、Staxは「初戦の相手であるLOUDを倒せば、グループステージ1位通過は可能だと考えています」と、初戦を乗り越えることができれば、次戦のLiquidもしくはNatus Vincereにも勝利することができると述べました。

なお、今年6月に千葉で開催されたVCT 2023 Masters Tokyoではグループステージを突破したものの、プレイオフで1勝も上げることができず8位で終了しましたが、当時のことについて、Staxは「そういった結果にはなりましたが、試行錯誤していたことが原因だと思います」と語りました。

試行錯誤の詳細は不明ですが、今シーズンを通して1マップしか披露していないロータスについて、Staxは「VCT PACIFIC 2023以降、ロータスの準備を引き続き進めてきました。そして今は自信のあるマップの1つです」と言及。またLOUDは以前、NRG戦でチェンバーを起用していましたが、「LOUDがチェンバーをピックした試合も見ましたし、スクリムでもチェンバー構成と対戦したので、昔の記憶が蘇ります。私たちは対チェンバーの作戦を準備しているので、あまり気にしていません」と自信を見せました。

アジア代表として出場するDRXの初戦は8月7日午前7時、ブラジルのLOUDと対戦予定。6人ロスターを採用するDRXですが、Foxy9を起用するのか、Zestを起用するのか、初戦のスターティングメンバーに注目が集まります。