韓国で開催中のVCT PACIFIC 2024 Stage 1にてグループステージ4勝1敗でプレイオフ進出を果たしたPaper Rexですが、同チームのヘッドコーチを務めるalecksが大会直前のロスター変更についてONE Esportsのインタビューで語りました。以下、一部抜粋した文章を引用しています。
18歳のインドネシア出身のMonyetは、兵役で離脱したJingggの穴を埋めるためにGlobal EsportsからPaper Rexに移籍した。当時コントローラーメインの彼だったが、マップによってはレイズもプレイし、VCT PACIFIC 2024 KICK-OFFで準優勝、そしてMasters Madridでは自身初となる国際大会ながら3位入賞に貢献した。
しかし、Jingggが医学的理由からシンガポールの徴兵制度が免除されことにより、今年3月にロスター復帰を発表。それに伴い、約半年間新天地で戦ってきたMonyetはサブメンバーに降格することになった。ヘッドコーチを務めるalecksは当時の決定についてこう語った。
「まず、Monyetのスターティングメンバー降格はあまり喜べる話ではありませんでした。彼とは良い関係を築いてきましたが、今回の決定は避けられないものでした。彼と相性が悪かったなどそういった問題はありません。」
ロスター降格が決定したものの、Paper RexはMonyetをサポートすることに全力を注いでいる。もし彼がスターティングメンバーに戻るために現メンバーと競いたいのならそれを応援するし、他のチームに移籍したい意欲が出てきたのならそれを支援すると話す。
VCT PACIFIC 2024 Stage 1が終了した後、alecksは彼と1週間ともにMasters Madridのパフォーマンスを振り返る予定を立てているという。また、レイズについての過去のエピソードを話してくれた。大会中に彼はプレッシャーを感じていたが、チームは時間をかけてそのサポートも行っていったと話した。
「Monyetはブラストパックでのエントリーがあまり得意ではなかったので、彼なりの方法でできるようにサポートしました。時々高く飛びすぎてしまうことがありましたが、主にミクロの部分で改善を行ってきました。そのため、Masters Madridの終盤では彼のベストをお見せすることができたのかなと思います。」
VCT PACIFIC 2024 Stage 1の開幕直前にスターティングメンバーが変わった今、Paper Rexは作戦を一新する必要があった。Jingggを除く既存の選手にも影響を与えることになったが、メンバー変更は難しい判断だったと語った。
「Monyetと5ヵ月間ともに一生懸命戦ってきたにもかかわらず、他の選手たちに『今までのプレイスタイルに戻します』と突然伝えらることを考えると、全員が考えさせられる変更だったと思います。」
「正直このような突然の変更は、どの選手にとってもメリットはありません。Monyetとの連携にも慣れてきたところでしたし、特定のマップでは完璧なレベルまで上達していました。例えば、世界トップクラスに熟練していたといえるサンセットではそれが顕著でした。3、4ヵ月の取り組みが水の泡になってしまいました。」
「そのような状況でJingggがロスターに加わりました。たった20日間で戦術を練り直す必要がありました。彼にとっても難しいことだったと思いますが、他の選手たちも彼のサポートのために頑張らなければいけません。彼がいない5ヵ月を教えなければいけないのです。そしてそこからプレイスタイルを修正していきます。簡単なことではありません。」
「正直難しい決断でした。Jingggとプレイできて嬉しい一方、Monyetのことを考えると辛いのです。突然チームがなくなってしまうような状況に彼を陥れるつもりは全くなかったのですが、少なくとも彼にMasters Madridの舞台に立たせることができ本当に嬉しかったです。」
「彼に国際大会の経験を積ませることができたのは良かったと思います。彼はより優れた選手になりました。彼は明るく、ポジティブな選手です。コントローラーとデュエリストの両方に秀でた選手はほとんどいません。競技シーンでも貴重な人材です。」



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