韓国では現在、Masters Shanghaiへの出場をかけたVCT PACIFIC 2024 Stage 1が開催中。先日行われたGlobal Esports戦では2-1で開幕戦白星を飾ったZETA DIVISIONですが、同チームに所属するSugarZ3ro、Carlaoコーチが記者会見で試合を振り返りました。

試合を終えた感想を教えてください。

SugarZ3ro:結構タフな試合で、アイスボックスで勝ち切りたかったんですが、切り替えてアセントで頑張って勝てたので良かったと思います。

2マップ目のアイスボックスを落としてしまいましたが、3マップ目のアセントで勝ち切ることができました。コーチ目線で見て印象はいかがでしたか。

Carlao:厳しい試合になることは予想していました。KICK-OFFでは2回勝利しましたが、当時より良くなっていましたし、私たちのプレイスタイルも対策してきたと思います。試合中にミスを多くしてしまい危うく敗れるところでしたが、選手たちはメンタル的にも落ち着いていましたので、試合終了までペースを保つことができました。

コーチから見たチームの評価を教えてください。KICK-OFFよりチームは成長したと思いますか?

Carlao:正直に話すと、スクリムや練習で本当に素晴らしいプレイをしていたため、KICK-OFFでは少なくともプレイオフまでいけると期待していました。

そして大会終了後にチームの現状を選手らに説明し、Stage 1に向けてより良く、より強くなれるよう話し合いました。基本的なところから互いの理解をより深めることができるよう取り組んできみました。まだ完成形ではありませんが、今大会に向け多大な努力を払ってきたため、週を重ねるごとに良くなっていくと思います。

Carlaoコーチはブラジル出身ですが、コミュニケーションはどのように行っているのでしょうか。またZETAで取り組んでいることを教えてください。

Carlao:通訳がいるため、コミュニケーションは問題ありません。言語の壁を越えコミュニケーションを取りやすいよう努めてくれたため、時間が経つにつれチームの関係性はますますよくなり、理解も高まりました。

また、ZETAで何を行っているかと言うと、マップコントロールなど基本的なことを落とし込むことで、個人に依存しすぎないチームを目指しています。

1マップ目のサンセットは圧倒的な勝利でしたが、勝因は何だったのでしょうか。また、マップ2のアイスボックスでの敗因を教えてください。

SugarZ3ro:サンセットはスクリム通りにやって、その通りに勝ったという感じでした。アイスボックスはいつも通りにやろうとしましたが、相手の構成があまりやったことがない構成だったので少し苦戦しました。共通認識がずれてしまったところもあったので、そこを修正していきたいです。

今年と去年のチームを比較した時の一番の違いはどんなところだと思いますか?

SugarZ3ro:選手が2人変わっていますが、Carlaoコーチの存在が大きいと思っています。マップの基礎や共通認識をしっかりとするコーチなので、そこにすごく助けられています。

3マップマップのアセントで大事だった瞬間はどこだったと思いますか?

SugarZ3ro:アタッカー側でBサイトをずっと攻めていて、そこでリテイクを止めることができていたので、リテイク勝負に勝てたことが大きかったと思います。

今回はKICK-OFFでGlobal Esportsと戦ったときより、苦戦したようにも見えましたが、当時と比較して戦っていてどのような違うと感じましたか。

SugarZ3ro:KICK-OFFのときと同じような印象もありましたが、アセントで感じたのは、僕らが当時やっていた内容をすごく対策してきているなということが印象的でした。やはり撃ち合いはちゃんと強いチームですので、勝ち切れて良かったと思います。

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