運営の継続が困難になったとして、VALORANT部門の一時休止を発表したMiTHですが、同チームに所属したCGRSがチームへの思いや競技シーンへの懸念を自身の配信で語りました。
「このメンバーで活動を続けたかったです。正直に言って泣きそうです。このメンバーは、みんなでチームの問題を理解し、改善し、そしてともに勝利を目指せるチームだと感じていました。本当に悔しいです。優秀な選手が揃ったチームでした。」
「去年は本当に全力を注いだ1年でした。私にとって価値のある1年でした。幸せでした。しかし、いろいろな犠牲が伴いました。これからは自分のバランスをしっかり取らないといけないと思っています。もう何も失いたくありません。正直、この先どうするかはまだ分かりません。このメンバーでプレイすることは、もうないと思います。これは避けられないことです。」
「Tier 2のチームが成功するのは現実的ではありません。心では続けたいと思っていても、現実を見なければいけません。タイだけでなく、東南アジア全域、さらには韓国や日本とも対戦する必要があるにもかかわらず、リーグに上がれるのはたった1チームだけです。さらにリーグに昇格することができても、1~2年しか続かないのが現状です。」
MiTHは、2010年に設立されたタイのeスポーツチームです。CS:GOやApex Legends、PUBG、Dota 2など様々な部門を展開し、東南アジアシーンを牽引してきました。VALORANTには2020年に参入し、Patiphan、PTC、Kntz、CGRS、Lazなど多数の選手を輩出し、VCTのタイや東南アジア大会では2度の優勝、5回の準優勝を獲得しました。
特にPaper Rexで活躍したCGRSと契約を結んだ2024年シーズンは惜しくもアセンショントーナメント出場には届きませんでしたが、VCL 2024 Thai Split 1で優勝、Split 2で準優勝、最終シリーズでは準優勝を獲得。シーズンを通して優秀な成績を収めましたが、今回の解散に伴い、VCL 2025 SEA Split 1への出場権を放棄しました。
なお、今回の解散発表にはMiTHのCEOも苦言を呈しており、Riot Gamesによるゲーム会社による投資が不足していること、配信プラットフォームのSOOPとの独占契約によりコミュニティが縮小していることなどの問題点を挙げ、収益性の観点からタイ国内のeスポーツチームの解散が相次いでいることを明らかにしていました。


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