明後日の開幕に迫るVCT 2025 KICK-OFFでピック可能になることが発表された新エージェントのテホですが、リリース直後ながらの競技シーン採用の批判を受けて、パシフィックリーグ責任者のJake Sin氏が自身のXでその背景を明らかにしました。

コロンビア出身のテホは、ドローンやミサイルを放つことができる弾道学のエキスパート。敵のアビリティを抑制できるステルスドローンや、スタンを与えるランチャー、マップの位置を指定して敵を攻撃するミサイルなど多種多様なスキルを持つイニシエーターです。

競技シーンへの影響は未知数ですが、1月11日の開幕に迫るVCT 2025 KICK-OFFではすでにピック可能で、コミュニティでは「大会まで期間が少ないのにピック可能にするのは、各チームの負担になるのではないか」や「リリーススケジュールを見直したほうがいいのではないか」などの意見が寄せられています。VitalityでプレイしたDerkeやFNATICの元コーチであるAnderrzもXで言及しており、以下の不満を述べました。

「数か月間練習してきたにもかかわらず、シーズンが始まる直前にゲームが変わるのが本当に大好きです。大会直前にエージェントが追加されたり、マップが変更されたりすることが、年に何回も発生します。もう1つの問題は、VCTのシーズンごとにマッププールが変更されても、ランクでは追加予定のマップはプレイできません。そのマップをプレイするまで、数か月待たなければいけないのです。」

「テホがかなり強力な状態で登場しましたが、VCT 2025 KICK-OFFの開幕までにチームが練習できる期間が1週間しかないのは、ちょっと頭が混乱します。まるでトレーディングカードゲームの世界大会で、大会に出場するまで何のカードが使用できるかわからない状況に似た感覚を覚えます。正直、本当に容赦ないなと感じています。」

大会直前の新エージェント実装にはプロ選手やコーチなどからも批判が集まる中、パシフィックリーグの責任者を務めるJake Sin氏が自身のXで反応。リーグ出場チームには12月時点で通知しており、プロ選手以外の一般ユーザーにも新エージェントが早く深く浸透することを目指していることを明らかにしました。

「競技シーンでテホを許可する背景として、私たちの目標は可能な限り多くの人がプレイできるバージョンを競技シーンでも採用することです。チームへの混乱を減らすために、新エージェントがKICK-OFFで解禁されることを12月初旬に通知していました。そして、1月6日にはプロ選手全員に先行パッチを提供し、テホの正式リリース前に練習を行えるようにしました。この案が完璧であるとは言えませんが、プロと一般ユーザーが同じタイミングでテホを知ったわけでは決してありません。」

2025年シーズンの幕開けとなるVCT 2025 KICK-OFFは、2025年1月11日に開幕予定。11日開幕のCHINAを皮切りに、1月15日にEMEA、16日にAMERICAS、18日にPACIFICでスタートします。今回発表された新エージェントのテホに加えて、昨年8月に発表されたヴァイスがインターナショナルリーグに初登場しますが、各チームのエージェント構成に注目が集まります。

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