インドを拠点に活動するeスポーツチームのGlobal Esportsは5月15日、VALORANT部門にban、yomanが加入したことを発表しました。リーグ経験者の2人の韓国人選手が低迷続くインドチームの立て直しを目指します。

現在25歳のbanは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。Luminosity、Knightsなど北米の中堅チームを経て、2022年8月にT1に加入。2022年末には拠点をアメリカから韓国に移し、翌年開幕したVCT PACIFIC 2023では3位を収め、VCT 2023 Masters Tokyo、VALORANT Champions 2023への出場を経験しました。

2023年11月にはTalon Esportsに加入し、VCT PACIFIC 2024 KICK-OFFでは9位、Stage 1では6位で敗退となりましたが、Stage 2では4位を収め、2年連続となるVALORANT Champions 2024への出場を達成。T1時代にはコントローラーを主に担当しましたが、Talon Esportsへの加入後はフレックスやセンチネルなどにロールを広げ、チームを支えましたが、2025年2月に契約終了が発表されました。

また、現在28歳のyomanは2022年にVALORANTの競技シーンに参入。翌年1月に加入したShadow Corporationからプロのキャリアをスタートし、VCK 2023 Split 1では4位、Split 2では6位といった結果を残しました。同年7月にはRare Atomに加入し、中国シーンに参戦。VALORANT CES Act 1、Act 3で準優勝、そしてリーグ昇格をかけたアセンショントーナメントでは決勝でDRGに敗れるも、準優勝といった成績を残しました。

2024年2月には韓国シーンに復帰し、Nongshim RedForceに加入。IGLとして若手選手らを率い、VCK 2024 Split 1では3位、Split 2では準優勝を収めますが、Sin Prisa Gamingに阻まれアセンショントーナメント出場には惜しくも届きませんでした。その実績が評価され、2024年10月にはGen.Gに加入してリーグに参戦しましたが、VCT PACIFIC 2025 KICK-OFFでは3位敗退となり、2025年3月に短期間での契約終了が発表されました。

yomanはフェイドやスカイ、KAY/O、ソーヴァなどイニシエーターを得意とし、キャリアを通してフェイドのK/Dは1.07、ソーヴァでは1.13と堅実なパフォーマンスを発揮。ジェットやフェニックスなども使用した経験を持ち、それぞれK/Dは1.31、1.39と高いフィジカルを披露していましたが、直近のソーヴァのK/Dは0.88と低迷。しかし、国際経験とIGLの手腕を買われ、今回の加入が発表されました。

新たに2人が加入したGlobal Esportsのロスターは以下になります。

  •  Savva "Kr1stal" Fedorov
  •  Go "UdoTan" Kyung-won
  •  Kelly "kellyS" Sedillo
  •  Federico "Papi" Evangelista 
  •  Derrick "Deryeon" Yee
  •  Joseph "ban" Seungmin Oh
  •  Chae "yoman" Young-mun
  •  Donnie “Elevated” Chell(ヘッドコーチ)

8 コメント

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  1. DRX,T1,GENG,NSに続いて5つ目の韓国チームですか?

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  2. そのうち韓国チームになりそう

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  3. Yoman意外とおっさんやった

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  4. もうvct koreaやん

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  5. yoman depに似てる

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  6. 世界の受け皿GE

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  7. 急に強そうになったな
    TSも大幅に変更するみたいだし、Dさんはこのままなら最下位に取り残されそうだな

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  8. kellySとかpapiとかそんなあかんかったか?
    正直チームのいざこざを選手に責任転嫁してるようにしか見えない

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