今年1月、CS:GOからVALORANTへの移行を発表したロシア出身のプレイヤーDimaのインタビューが、ロシアのeスポーツメディアcyber.sports.ruより公開されています。

現在、26歳のロシア出身のプレイヤーDimaは、CISのトップCS:GOチームSpiritで3年近く活動したベテランの1人。CS:GOでは、メジャー大会へ2度出場のほか、BOT撃ち10万体を10時間で達成(関連記事)するなどで話題を集めています。

インタビューでは、CIS*でVALORANTの人気がない理由、CS:GOとVALORANTの違い地について、答えています。以下、インタビューより一部抜粋した文章を引用しています。

VALORANTはCISで人気が無い印象を持ちますが、今後軌道に乗ると感じているでしょうか?現在のアメリカでは、CS:GOより視聴者数が多く、ヨーロッパも多少人気が出始めていますが、CISではそこまで人気はありません。今後、どう変わると予測するでしょうか。

VALORANTがCISで人気が無い理由は、ロシアの法律上の理由で、ゲーム内のボイスチャットが無いことだと思います*。2つ目の理由は、CISがコミュニティが時にTOXICであるということです。

CISでは、一度もプレイしたことが無いのに、VALORANTのことを嫌いになる人もいるでしょう。新しいものが嫌いな人は、Counter StrikeとVALORANTが全く違うゲームなのに、同じゲームだと比較しようとします。

もちろん、5vs5、ボム設置など、似ている部分はあります。しかし、残りの深い部分を理解していない人が多いようです。「別に私はプレイしないよ」、CISにはこういう人が多いと思います。

*ロシアには、Riot Gamesのゲームタイトル全てにボイスチャットが禁止される法律が設けられている。

CS:GOとVALORANTの違いを教えてください。

Riot GamesはValveと違うアプローチをしています。彼らはゲームに細心の注意を払っています。そして、コミュニティにも同様に細心の注意を払っており、Redditでバグ報告が寄せられても、全てを修正して、「大丈夫です」とメッセージを送ります。パッチをリリース後も、バグ報告に対して、「バグを見つけてくれてありがとう」とコメントを残しています。

一方、Valveは、2年間修正していないスモークのバグもあり、本当に何をしているか分かりません。

しかし、Riot Gamesの決定は、様々なスポンサーにアマチュア大会を宣伝する機会を与えていないことです。ブックメーカー(ベッティングサイト)、ギャンブルサイトなど、CS:GOと比較して、遥かにそのチャンスが少ないと思います。

5 コメント

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  1. >*ロシアには、Riot Gamesのゲームタイトル全てにボイスチャットが禁止される法律が設けられている
    えぇ〜
    間にPerfect Worldみたいなヤツが入ったりしてどうにか解決出来ないんかな

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  2. 意味わからん法律だな

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  3. TOXICが多い地域では規制しとかないと普通にゲーム終わった後にリアルに殺しに行っちゃうからね
    ブラジルとかアメリカの銃規制緩いところでは実際に起きてる問題だし

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  4. どこでもロシア人嫌われてるからね、しょうがないね

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