今月13日より開幕した「VALORANT Champions Tour 2021 NA ラストチャンス予選(LCQ)」ですが、度重なるトラブルで選手、ファンより苦情が殺到し、試合の延期が発表されています。

追記:無期限の延期が発表されました(関連記事)。

年末に開催されるChampionsへの出場をかけた今大会には、100 Thieves、XSET、Cloud9、FaZeなど、北米を代表するトップチームが計8チーム参加し、優勝した1チームがChampionsへ出場します。

最も競争率が高いとされる北米地域の大会でありファン待望だった今大会ですが、度重なるトラブルが生じ、現在選手、ファンコミュニティ共に混乱する事態が発生しています。

その1:サーバー問題

ロサンゼルスにてオフライン開催された今大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、ステージ上での試合ではなく施設内よりオンラインで試合を実施。オフライン開催ながら、LAN環境ではなくオンラインのリモートサーバーで試合は実施されました。

そのため、試合中にラグによるテクニカルタイムアウトが多発。1日目の2戦目に行われたLuminosity vs XSETでは、ネット環境によりラウンド中に試合が一時停止する事態も発生しています。

サーバー問題について、選手より多数の苦情が寄せられており、100 Thievesに所属するHikoは「オフライン環境ながらオンラインサーバーでプレイしており、pingが0ではないことに違和感を感じています。」と苦言を呈するツイートを投稿しています

Riot Gamesも本件に関する声明を公開し、リモートサーバーで試合を実施した理由について以下のように答えています。

「今年初めにNA LCQの大会を企画し始めた時より、オフライン開催を目標にしていました。そして、オフライン大会ではコロナウイルスによりガイドラインが厳格に定められています。選手を隔離する必要がある場合は、リモートサーバーで試合を実施することが最善であると考えました。これにより、チームはサブメンバーを連れてくる必要がなくなり、チームは大会へ出場することができます。

リモートサーバーがオフラインでのプレイではないことは認識していますが、大会期間中、環境を改善するために真剣に取り組んでいます。」

実質的なオンライン開催ということで、選手、ファンより多数の苦情が寄せられており、100 Thieves所属のnitr0は「サーバーがかなりラグく、アビリティの発動に問題がありました。時にはドローンを使用したHikoの画面が真っ暗になったり、時にはサーバーが10秒間停止し、ただ時間が過ぎるのを待つときもありました。オンラインサーバーのため、技術的な問題が山積みでした。それが原因となり、結果を左右したラウンドが3ラウンドほどありました。」とEsports.ggのインタビューにて語っています

その2:コロナウイルス問題

激動の1日目に続き大会2日目の初戦は、FaZe vs Riseの試合よりスタートする予定でしたが、公式配信がスタートするも2時間以上カウントダウンの画面から動かず(配信アーカイブ)、公式による説明もなく3時間近く待たされる事態が発生しました。

その裏では、コロナウイルスによる遅延が発生しており、ロサンゼルスが定めたガイドラインに従い検査を行ったところ、FaZe所属の2人の選手よりコロナウイルス陽性が検出されたことがマネージャーより明らかになっていました

一方、FaZe所属のbabybayは、「ワクチンは接種済みで、何日も陰性でした。そして大会当日に検査したところ、陽性と検出され、10分後に再検査した際は陰性と検出されました。」と投稿しており、陽性は誤検出だったと指摘しています。

大会の遅延について、出場する選手自身も困惑しており、FaZe所属のRawkusは大会と並行して行った配信にて以下のようにコメントしています。

「Coreyとbabybayは陽性だったが、その20分後には陰性になっていました。迅速な検査では、そのような事態も起こります。しかし、ロサンゼルスが定めたガイドラインにより、Riot Gamesがどう抵抗しようが、陽性反応が出たことで2人は大会へ出場できず、隔離されなければいけなくなったのです。

24時間共にいた私たちは、みんなでそれぞれ個別に隔離することにして、ホテルではなくオフィスでプレイすることを選択しました。てっきり私は皆再集合しプレイすると思っていましたが、大会が一時中断しているとニュースを見かけました。今はただ発表を待つのみで、何が起きているか私にはわかりません。」

Rawkusによると、本人は試合を行う予定だった一方、大会がストップしている理由について、出場選手、スタッフにも伝えられておらず、選手はただ混乱していたと配信で語っています。

そして、公式配信がスタートして2時間50分が過ぎる頃に大会の一時中断がRiot Gamesより発表され、その5時間後に木曜日の試合は延期に決定したことが発表されました。

「LCQに関係する全ての人の健康と安全が、私たちの最大の優先事項です。LCQに参加する全ての選手、スタッフは、Riot Gamesとロサンゼルスが定めたオフラインイベントのガイドラインに基づき、コロナウイルスによる検査を受けており、現在設けている最中です。

矛盾した検査結果が複数発見されたため、慎重を期して本日の試合を一時中断し、LCQを安全な状態で再開する方法を検討することにしました。」

「LCQを安全、かつ競技性を損なうことなく開催するための改善策を引き続き検討するため、木曜日の試合を延期することを決定しました。情報が入り次第、皆さんにお知らせします。」

遡れば、オセアニアの2チームの出場辞退問題*、大会形式問題もありますが、サーバー問題、コロナウイルス誤検出問題など、さまざまな問題が発見される「NA ラストチャンス予選」。早期の再開が待たれますが、現時点でスケジュールなどに関する情報は発表されておらず、公式による声明が待たれます。

*Riot Gamesが事前にチケットを手配していなかったため、渡航することができなかったとオセアニア選手は主張していた。

4 コメント

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  1. 気を利かせてオフラインでやろうとしたら北米の開催地のコロナ検閲が厳し過ぎたか。
    最初っからオンライン開催にしとけよ

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  2. LANサーバーじゃなかったらオセアニアの2チームも出場させちゃおう!

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  3. さすが天下のRiotさんやでぇ
    1人くらいESLから今年のCSGOメジャー予選担当してたスタッフをアドバイザーとして呼んだら?

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