北米を拠点に活動するeスポーツチーム「Team Envy」のVALORANT部門に所属するyayのインタビューが、Esports.ggより公開されています。

2014年よりCS:GOの競技シーンで活動し、Complexity、eUnitedで活躍したyayですが、昨年9月にANDBOXのVALORANT部門への加入に伴い、CS:GOからVALORANTへの移行を発表。今年8月にはEnvyへ移籍し、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 Mastersではチームを準優勝へ導きました。

Esports.ggより公開されたインタビューでは、CS:GOとVALORANTの競技シーンの違い、衰退した北米のCS:GOシーンの現状について語っています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用しています。

CS:GOからVALORANTへ移籍した選手の1人として、今後CS:GOからVALORANTへ転向する選手は増えると思いますか?

現状、北米のほとんどの選手がCS:GOからVALORANTの競技シーンへ転向しています。「CS:GOで活躍できなくなった選手ばかり」とイメージを持つ方も少なからずいると思いますが、若手選手に注目すると、将来有望な選手たちがVALORANTへ続々と移行しているので、北米のCS:GOシーンはかなり危ういと思います。

CS:GOの競技シーンに劇的な変化がない限り、もしくはValveがRiot Gamesのように競技シーンへ貢献しない限り、CS:GOからVALORANTへの選手の流入は避けられないと思います。

一方、Riot Gamesは各チームに支援金を与えるプログラムを行っており、全地域で競技シーンを成長させることを重視しています。(注釈:すべての地域ではなく現時点では韓国地域のみ。関連記事

そのため、Valveが何らかの対策をしてくれない限り、ますます多くの選手がVALORANTへ移行すると考えています。実際、北米でCS:GOはお金にならず、北米のeスポーツチームもCS:GO部門より手を引いています。

ヨーロッパのシーンに目を向けると、VALORANTはCS:GOを超え成長していくと思います。ヨーロッパは、フランス、ノルウェー、ロシアなど、国ごとに異なるチームを持ち、それぞれターゲット層が異なるため、CS:GOでもある程度の収益を上げることができます。アメリカではそのようなことが難しいため、現在の状況になっていると思ます。しかし、ヨーロッパでも最終的にVALORANTが人気が出ると個人的に感じています。

収益面で説明すると、Riot Gamesはリーグ運営で利益を上げています。例を挙げるとLCSなどは実際に利益を上げており、eスポーツ業界で確実に利益を出すことはかなり難しいです。現状のeスポーツはベンチャーキャピタルにより支えられているため、安定して利益を出すことはかなり凄いですね。

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CS:GOからVALORANTへ移行した選手は、「CS:GOでは通用しない選手ばかり」とファンより認識されていますが、それについてどのように受け止めていますか?

実際にCS:GOからVALORANTへ移行した選手を見ると、Tier2、Tier3の選手が多く、そのように考えてもいいかもしれません。

同時にCS:GOのTier1で活躍した経験を持つ選手がなぜVALORANTへ移行するのでしょうか。そこにメリットはあるのでしょうか。

簡単に説明すると、VALORANTはそのような選手たちにも新しい機会を与えているのです。彼らに再び活躍できる機会を与えることで、彼ら自身のキャリアを再構築することができます。

CS:GOのTier1の競技シーンは非常に競争率が高く、かなり厳しい世界です。少なくとも、私がOrgless(yayが2020年に在籍したアマチュアチーム)に所属した時は、月給を受け取ることもなければ、何百万円もするゲーミング施設はおろかサポートスタッフもいませんでした。

Tier1のチームは環境に恵まれているため、私たちのようなアマチュアチームが彼らに対抗することは非常に難しいのです。結局、Tier2、Tier3で結果を残した選手がいれば、Tier1のチームにすぐに引き抜かれてしまうので、アマチュアチームは一生対抗することができません。

そのため、そのような状況でCS:GOからVALORANTへ移行した選手たちを「CS:GOで通用しなくなった選手」とは素直に言えません。

つまり、北米のCS:GOシーンは「プロとセミプロ・アマチュアに大きな差が広がった」という状況になり、階級主義になったということでしょうか?

はい、その通りです。CS:GOはチームゲームなので、優秀なIGL、AWPerなど、優れた選手がチームにいない限り、Tier1のチームに対抗することは非常に難しいのです。

アマチュアチームでもトップを目指すことは可能ですが、簡単ではありません。優秀な選手を発掘するには、運も必要になってきます。

28 コメント

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  1. valveがやる気ないからね、しょうがないね

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    1. やる気が無さすぎるってかRIOTのやる気がありすぎる気はする
      やる気ってか資金?

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    2. やる気っていうか、Valveってゲーム作りたくて作っててそんな中Esports展開っていうのがあったからEsports展開もある程度はしたっていう感じだから、はなからEsportsとしてゲーム作ってるRiotとはそもそもゲーム会社としてのスタンスが違うよなあって。

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    3. mod発端の初期の頃ならまだわかるけどシーン確立してからソース、goとリリースしといてそれは無理あるでしょ

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    4. 前にも書いた気がするけどゲーム毎に持ってるeスポーツ文化が違うからでしょ
      valveがRiotと同じ形式でやってたら今みたいに毎日CSGO大会が開催されてるようになってないぞ

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  2. 支援金を与えるプログラムがあるなんてしらんかったな

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  3. NAのT2がEUのT4-5くらいなんだから仕方ない
    今はEUはアマチュアのチームしかいないからNA目立ってるけど
    EUのプロがCSGOから移ってきたらまた待遇について文句言いだすと思うわ

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    1. そうやって仕方ないで切り捨てたら未来が無くなるって話をしてるんだぜ
      新規が入ってこないコンテンツは悲惨だぞ

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  4. 北米シーンはvalveもriotも関係無く、チームがすぐ人件費高騰させるからいずれvaloも同じ結末になるんじゃね
    有名な実績ある選手をよそからかき集めてたらそら金かかるよ
    で、あるとき採算取れなくなったら撤退して何も残らない
    EUはアカデミー持ってるところもあるし良い新人をよく見つけてくるんだよね
    育成とスカウト能力の違いなんだろうな

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    1. アメリカはアメリカの文化があるからねぇ。GOやvaloだけじゃなくてCoDとかも人気だし日本より遥かにeスポーツの選択肢がある。あとは多分国民性かもしれない。

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  5. 今はNAのT1が世界で戦えてるからいいけど、EUやCISに置いていかれたらGOの時と何も変わらなくなるよね

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    1. その兆候は既に見えてるな
      既にGMBは若手ばかり集めてきてVCT3で勝ったからね
      あと何大会NAは存在感示せるだろうかっていうとこだと思う

      そもそもValveの支援金ガーっていうのがおかしい
      goのEUは別に支援金で強くなったわけじゃないんだが?って考えないのかね

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    2. こいつらちゃんと記事読んでんのかよ・・・

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    3. CSGOの時からEUや特にCISの方が若手の育成がうまいっていうことが有名なんですよ
      それ前提で話してました、説明しないですいませんね

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    4. GMBはCSでもクソ強いからなあ
      ファイナルでs1mpleいるnaviをボコるレベル
      そのうえ若いし

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  6. 育成が上手いなんて周知の事実なんで説明しなくても大丈夫ですよ
    単純にちゃんと記事読んでたらこんなことコメ欄で語らないよなーって思っただけ

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    1. レス繋げろよ…

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    2. なんで北米シーンの話してんのにEUやCISが勝ったら~EUは支援金で強くなってない~とか唐突に語るんだろうな
      valveのゴミみたいな常識がriotにも当てはまる前提なのもポイント高い

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    3. 前回のVCTでGMBが若手揃えて勝ってるんだから名前出して当然だと思うけど...
      君頭悪そうだしもうそれでいいよ

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    4. Gambitが設備もスタッフも報酬もなく引き抜きから守り抜き長期育成した後優勝して成り上がったチームなら記事の内容に沿うけど違くね?
      valorantもEMEAが圧倒的に強くなるだろうって意味で出したなら記事とは直接関係ないけどまぁわかる

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    5. 下位チームは金なくて強い選手いても金あるチームに引き抜かれます・・・→金なんて言い訳すんな!(金持ってる)GMBの育成見習え!w
      頭良すぎてとてもついていけねーよ

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    6. CSGO大好き人間ならCISのチームが引き抜き阻止のために高額な移籍金を設定してることくらい知ってるはずなのにな
      選手がそれに納得できるくらいの契約すら結べない資金力のチームは育成どころの話じゃねえよ

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    7. GOおじさんコメントするのはいいけどせめてまともに記事、というか文章読めるようになってからコメントしてくれ
      頭悪そうなんて言う前にもっとやることあんだろ

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    8. 取り消せよ
      GOおじさんが頭使ってコメントするようになったら無料のサンドバッグがいなくなるだろうが
      こんなに隙だらけのコメントしてくれるやつなんてGOおじさんとひろゆきくらいだぞ

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    9. おじさんになるまで生きといてまともに文章読めないんだから一生サンドバックだよ

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  7. つまり、北米のCS:GOシーンは「プロとセミプロ・アマチュアに大きな差が広がった」という状況になり、階級主義になったということでしょうか?

    はい、その通りです。CS:GOはチームゲームなので、優秀なIGL、AWPerなど、優れた選手がチームにいない限り、Tier1のチームに対抗することは非常に難しいのです。

    ↑優れた選手がチームにいなくても勝てるってそれでいいのか?
    Tier3にも上がれなかったのは優れたチームメイトを取れる組織にいなかったから??

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    1. > Tier1のチームは環境に恵まれているため、私たちのようなアマチュアチームが彼らに対抗することは非常に難しいのです。結局、Tier2、Tier3で結果を残した選手がいれば、Tier1のチームにすぐに引き抜かれてしまうので、アマチュアチームは一生対抗することができません。

      優れた選手がチームにいなくても勝てるほうがいいとも優れたチームを取れる組織にいなかったから上がらなかったとも書いてないよね
      yayは単純に北米での構造上の事実を述べてるだけ

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    2. C9、LiquidやEG、それにブラジルのチームが世界大会でEUチームと対等に戦えてたときはコロナ前で頻繁にtier1チームと練習試合出来る環境もあったしね。今tier2以下はそれも出来ずに低いレベルでしか練習出来ないから当然自国のtier1にも勝てないしEUのtier2にも勝てない。

      それにs1mpleやZywOo、dev1ceのようなTOP3選手がいなくても勝てるチームが出来るときはある。C9やGambitがメジャー優勝したときは特に誰かが飛び抜けて強かったわけじゃないけど勝てたし、その後勝てなくなった。

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