「リメイクを3ラウンド目までにして」と主張する意見が話題に、Reddit上に賛否両論の意見集まる

VALORANTのコンペティティブには1ラウンド目にチームメイトが退出した際、試合を無効にできる「無効試合（リメイク）」と呼ばれるシステムが存在しますが、そのシステムの改善を指摘する意見が話題になっています。

2020年9月に実装された「無効試合」は、試合開始時にチームメイトが回線落ちなどで退出した際、試合を無効にできるシステムです。しかし、2ラウンド目以降は試合を無効にできないことから、意図的な退出や悪意あるAFKに対処できず、コミュニティでは様々な改善案が寄せられています。

そんな中、RedditユーザーのDoktor Cornholio氏は2つの改善点を指摘。「3ラウンド目までリメイクを可能にする」、「チームの過半数の賛成でリメイクにする」を導入することで、現状の問題は解決できると意見しています。

無効試合は、チームメイトの誰かが試合開始時に退出した場合、RP (ランクレーティング) の減少と無駄な時間を無くすために存在するシステムです。しかし、現状のシステムは必要最低限なものであり、その本来の目的を達成することはできません。

そこで、現状の問題を解決する2つの方法を紹介します。

1. 3ラウンド目までリメイクを可能にする

多くの人は1ラウンド目にAFKしたり、試合から退出したりします。チームメイトが嫌いなのか、回線が切断されたのか、あるいはただ単にゲームが嫌になったのか、理由は不明です。

現状のシステムは、2ラウンド目が開始するまでにリメイクをする必要がありますが、2ラウンド目以降に、誰かが試合から退出した場合、無効試合にはできません。

しかし、もしリメイクの許容ラウンドを3ラウンド目まで拡張すれば、この問題は解決されるでしょう。

2. チームの過半数が賛成した場合、リメイクが可能になる

VALORANTはチーム戦ですが、2人でプレイしたり、3人でプレイすることが可能です。そのため、誰かが退出した後に、チームメイトがこう発言するだけでリメイクが賛成されなかった例がありました。

「大丈夫ですよ、彼は後で戻ってきます」

私はこの状況を複数回経験しました。試合開始時にAFKになった人がいたため、リメイクしようとした場合、誰か1人が無効試合に反対しました。フレンドが戻ってきた後、AFKでプレイ制限が課せられるため、無効試合にしたくないと言います。

正直、これは実に卑劣な行為だと思います。人数的に不利な条件で試合が開始し、ラウンドを失うことはチームの士気を下げるだけでなく、最終的なスコアに影響します。それが原因で接戦になったり、延長戦に入るなど、このような経験は誰にでもあるはずです。

そのため、チームメイト全員より4人中3人で決定した方が断然良いと思います。結局、ほぼ全試合は2人以上でプレイしている人がいるはずです。フレンド同士はAFKのペナルティを背負いたくないため、リメイクに反対するでしょう。よって、このシステムは改善する必要があります。

理に適ったように見える上記の意見ですが、Redditでは賛否両論の意見が多数。「無効試合は試合ロード中に回線落ちしたユーザーの為にあるもので、3ラウンドまでに延長したら悪用される可能性が高い」、反対の意見が寄せられています。

一方、「回線落ちした次のラウンドもスポーンするため、リメイクしたくてもできない時が多い」、「AFK検出のシステムを改良すべき」など、無効試合のシステムの他、インターネット、パフォーマンス面の改善を指摘する意見も寄せられています。

• VALORANTの無効試合（リメイク）の方法