「KRÜ Esports」からkeznitが脱退、フリーエージェントを表明

アルゼンチンを拠点に活動するeスポーツチーム「KRÜ Esports」は9月27日、keznitと契約を終了したことを発表しました。それに伴い、同氏はフリーエージェントとして新たな所属先を模索することを明らかにしました。

Mi contrato con @KRUesports acaba de terminar.
Recibo ofertas como agente LIBRE F/A para la temporada 2023.
contacto: angelomori18@gmail.com

Se agradece el cariño de todos.

— keznitdeuS (@keznitdeuS) September 26, 2022

現在21歳のkeznitは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。2020年8月に加入したAustralsではFirst Strike Latin America Southで5位入賞を収め、同年12月に移籍したWygers ArgentinaではVCT 2021 LATAM South Stage 1 Mastersで準優勝を収めるなど、ラテンアメリカの競技シーン黎明期から活躍しました。

そして翌年5月、KRÜ Esportsへ移籍を発表。当初はストリーマーとして加入したkeznitでしたが、翌月の2021年6月にはVALORANT部門のラインナップに参加し、VCT 2021 Stage 3 Mastersでの8位入賞、VALORANT Champions 2021での4位入賞に大きく貢献。2022年以降も全ての国際大会にラテンアメリカ代表として出場するなど、ジェットやレイズを操るデュエリストとしてチーム牽引しました。

しかし、配信上での暴力的発言が度々メディアに取り上げられるなど競技シーンとは違った面で世間を賑わせており、今年2月にはブラジル人への差別的発言を理由にスクリムサーバーから追放。Riot Gamesから1試合の出場停止、6ヵ月の保護観察処分が下されました。

今回、keznitの脱退が発表されたKRÜ Esportsのラインナップは以下になります。チームは来年開幕するアメリカインターナショナルリーグに出場予定です。

•  Joaquin "delz1k" Espinoza
•  Juan "NagZ" Pablo Lopez
•  Nicolas "Klaus" Ferrari
•  Roberto "Mazino" Rivas
•  Leandro "Leazo" Liset（ヘッドコーチ）
•  Alan "ddx" Salvati（アナリスト）