アルゼンチンを拠点に活動するeスポーツチーム「KRÜ Esports」に所属するkeznitが、差別的発言や不適切行為を理由にブラジルコミュニティで炎上する事態が発生しています。

騒動の発端は、Gamelanders Blueでコーチを務めるshaWが投稿したツイート。同氏はTwitterで「彼はスクリムで敗北した後に差別的発言をするのがカッコイイと思っている」と投稿し、スクリムの試合後にkeznitが差別的発言をしたと指摘。

下記スクリーンショットでは、keznitがdgzin (Gamelanders Blue所属) に対し、「あなたはVALORANT界のCJだよ」とコメントしている様子が確認できます(CJはカール・ジョンソンの略でGTASAの黒人主人公)。

一方、keznitは上記のツイートに対し「都合良いようにスクリーンショットを切り取っています。彼 (dgzin) が私たちへ文句を放ったチャットが見受けられませんね。」と反論。「チームメイトへの誹謗中傷を擁護することは人種差別なのでしょうか。」とコメントしています。

keznit自身が今回の差別的発言を否定する傍ら、南アメリカのコミュニティではkeznitの性格や言動の悪さが以前から問題視されています。昨年にはOnur (KRÜ Esportsの前コーチ) の介入で騒動が鎮火した試合があった他、ランクでチームメイトに対し猿の真似を繰り返す人種差別的行為があったとして非難されています。

また、今回の騒動はkeznitが所属するKRÜ Esportsに波及。南アメリカのトップチームが参加するスクリムサーバーを運営するBebesitaは、差別的発言や不適切行為が規約に反するとして、サーバーからKRÜ Esportsを追放したことを発表しました。

突然のサーバー追放に対し、これまで騒動に言及していなかったKRÜ EsportsのTwitterアカウントも反応。以下のようにコメントし、keznitに対し何らかの処罰を与えることを明らかにしています。

どのような事態が起きたのかは既に認知しており、それに応じた処罰を与えるために組織内でこの問題に取り組んでいます。私たちはチームを設立して以来、ブラジルのチームやファンの皆様と素晴らしい親交を築いてきましたが、この関係が今後も続くことを願っています。

現時点でRiot Gamesは今回の騒動にコメントしていませんが、過去に差別的発言や誹謗中傷が原因でプロ選手へ出場停止処分を下した事例が存在します。2014年にはLeague of Legendsで人種差別的意味合いを含んだアカウント名を使用したSvenskeren (当時SK Gaming所属) へ罰金と3試合の出場停止処分 (Game 4 Broke) 、昨年にはVersion1に所属するZellsisがスタッフへの誹謗中傷を理由に大会出場停止処分が下されています

スクリムサーバーから追放されたことで、チームパフォーマンスや活動に影響を与えることは間違いありませんが、コミュニティではKRÜ Esportsのkeznitに対する今後の対応や処罰を求める声が寄せられています。

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