Crazy Raccoon「rion」がVALORANTの競技シーンから引退を表明、ストリーマー部門転向を発表

国内を拠点に活動するeスポーツチーム「Crazy Raccoon」は10月26日、VALORANT部門からrionが脱退したことを発表しました。それに伴い同選手は、競技シーンから引退することを表明しています。

【部門移動のお知らせ】

VALORANT部門で選手として活動していた、

rion(@R_7qq )がSTREAMER部門に移動する運びになりました事をお知らせ致します。

引き続き応援の程よろしくお願い致します！ pic.twitter.com/5xkyXBHipV

— Crazy Raccoon (@crazyraccoon406) October 25, 2022

現在27歳のrionは、2012年にAVAの競技シーンに参入。その後、Overwatch、PUBGの国内トップチームで活動した後、2020年7月にVALORANTの競技シーン転向を発表しました。

同月にCrazy RaccoonのVALORANT部門設立メンバーとして加入し、UTAGE VALORANT Season 2で2位、First Strike Japanで8位入賞など競技シーン黎明期から国内トップシーンで活躍。翌年に開幕したVALORANT Champions TourではVCT 2021 Japan Stage 1 Masters、VCT 2021 Japan Stage 2で優勝を収めるなど国内大会を2連覇を達成し、世界大会VCT 2021 Stage 2 Mastersへ出場を経験しました。

しかし同年6月、VALORANT部門から脱退及び競技シーン引退を表明。ストリーマーとして約1年活動しましたが、2022年5月に選手復帰を表明しCrazy RaccoonのVALORANT部門に再加入。VCT 2022 Japan Stage 2のオフラインプレイオフ出場及び3位入賞、そしてLCQ出場に貢献しました。

rionは、オーメンやヴァイパー、ブリムストーンなどサポート型のエージェントを得意とし、オーメンでは80試合以上プレイする中、K/D 1.06と堅実なパフォーマンスを発揮。またヴォイパーではK/D 1.26、レイナではK/D 1.31と高いスコアを記録し、安定したパフォーマンスとチームの士気を高めるモチベーターとしてチームの躍進に貢献しました。

今回、2回目の競技シーンから引退に伴い、Twitterでは「改めて、選手活動の応援ありがとうございました！選手は完全に引退となりますが、Streamerとしての自分も応援していただけると嬉しいです！！17歳から27歳までの競技シーンクソ楽しかった。」とコメント。続けて「引き続きVALORANT部門の応援もお願いします」とツイートしています。rionが脱退したCrazy Raccoonのラインナップは以下になります。

•  Yusuke "neth" Matsuda
•  Souta "popogachi" Morita
•  Meiy
•  Moon "Astell" Ji-won
•  NorthernLights（コーチ）