Patiphan「Talon Esportsからオファーがなければ、VALORANTの競技シーンに戻ることはなかった」

昨月26日、Talon Esoprtsへの加入及びVALORANTの競技シーンへ復帰を電撃発表したPatiphanですが、VALORANTへ復帰した理由や手首の怪我、インターナショナルリーグで対戦したいチームをVALO2ASIAのインタビューで語りました。

以下、インタビューから引用した文章を掲載しています。

お帰りなさい、VALORANTを最後にプレイして約1年ぶりですね。X10 Esports時代にプレイしたCrwz、foxz、sushiboysと再会したことについてどう感じていますか？

VALORANTでは長らく彼らとプレイしていたので、彼らのゲームに対する考えや熱意、姿勢を知っていますし、とても気分が良いです。またTalon Esportsで再びタイを代表して戦えることに喜びを感じています。

注釈：Patiphanは2019-2020年にかけ、Talon EsportsのOverwatch部門に在籍していた。

Overwatchから2度目の引退を決断した時、VALORANTに復帰することは既に心の中に決めていたのでしょうか？また考えに考えての決断だったのでしょうか？

Talon Esportsからオファーを頂けなければ、VALORANTの競技シーンに戻ることは無かったと思います。そして復帰した一番の理由は、以前にプレイしたチームメイトとまた戦ってみたいと思ったからです。理由は本当にそれだけです。

私がOverwatchから引退した時。「VALORANTに戻ってこないか？」と一番最初に声をかけてくれたのはCrwsでした。そこで「OK」と答えたから、今このチームにいます。

ヨーロッパ、韓国、そしてアメリカのロサンゼルス・グラディエーターズと世界中の選手たちとプレイしてきましたが、タイ人の選手とプレイしていて感じる違いなどございますか？

選手として見るとそこまで大きな違いはありませんが、同じ国籍のチームメイトとプレイするか、国外のチームメイトとプレイするかで大きく異なると思います。

特にロサンゼルス・グラディエーターズでは朝10時から夕方6時までスクリムや練習を行っており、スケジュール面で特に顕著な違いが見られると思いました。タイではそれほど厳密なスケジュールを組んではいません。しかしスクリムはしっかりとプレイしていますよ。

VALORANTに復帰した理由の1つに手首の怪我は関係していますか？Overwatchは他のゲームと比較し常に腕を動かすため、手首に負担がかかると思います。

Overwatchからの引退は、手首の怪我が要因ではありません。手首の怪我について詳細に話すことはできませんが、今現在、私は手首を多く動かしてゲームをプレイしていますよ。

パフォーマンス王であるBenkaiからその称号を取り戻す気持ちはございますか？

私もパフォーマンスをしながらステージへ入場していましたが、Benkaiはまた違う次元にいると思います。彼のコスプレは本当にクレイジーです。その称号は彼にあげます。今のパフォーマンス王はBenkaiです。

X10 Esportsのメンバーが移籍したXERXIAは今年度、国際大会では厳しい状況に置かれました。非難するわけではありませんが、何が足りなかったでしょうか？それとも競技シーン全体のレベルが上がったのでしょうか？

両方だと思います。X10 Esports時代の私たちの最大の特徴はチームワーク力です。今年度は新しい選手が加入しましたが、メンバーを入れ替えることで作戦や戦術など全てを再構築する必要があります。XERXIAにチームワーク力はありましたが、完璧ではありませんでした。

また現在、Talon Esportsに合流しスクリムを行っていますが、Paper Rexのようなチームと比較して火力面で苦戦していると感じました。そこで私たちは現在、チームワーク力を強化することに注力しています。

パシフィックリーグの10チームについて教えてください。対戦したいチームなどございますか？

正直な所、全てのチームと対戦したいです。以前、私がVALORANTの競技シーンで対戦したことある選手でも、そして戦ったことない選手とも。全てのチームと対戦が楽しみです。特にVALORANT Champions 2021で対戦できなったTeam Secret、現アジア王者のPaper Rexと対戦したいと思っています。

またパシフィックリーグ以外の全チームと対戦したいので、特に「ここと対戦したい」といったチームはありません。VALORANTではdaprを一番尊敬していますが、残念ながら彼はインターナショナルリーグに姿を見せていません。