「VCT 2022 GC」決勝の最高同時視聴者数が23.9万人を記録、eスポーツ女性大会歴代2位を記録

G2 Gozenの優勝で幕を閉じたRiot Games主催の女性世界大会「VCT 2022 Game Changers Championship」ですが、決勝で行われた「G2 Gozen vs Shopify Rebellion」の最高同時視聴者数が23.9万を突破したことが、Esports Chartsの統計で明らかになりました。

eスポーツ大会の配信データを提供するEspots Chartsによると、日本時間11月21日午前1時に行われた決勝の「G2 Gozen vs Shopify Rebellion」の最高同時視聴者数は23.9万、平均視聴者数は14.9万人を記録。また大会を通して平均視聴者数は11.4万人、総視聴時間は544万時間を記録するなど、VALORANT初の女性大会ながら大きな盛況を見せました。

なお今大会は、VALORANTの女性大会歴代1位の視聴者数で、これまで1位だったVCT 2022 GC EAST ASIA決勝の「FENNEL HOTELAVA vs SPEAR GAMING Female」の最高同時視聴者数6.6万人を3.6倍近く上回る数値となりました。

1位は決勝の「G2 Gozen vs Shopify Rebellion」、2位の「Shopify Rebellion vs Liquid」に大きく差をつけた。また東アジア代表として出場した日本チームFENNEL HOTELAVAの初戦であるLiquid戦は今大会5位にランクイン

また、他タイトルも含めたeスポーツ女性大会では歴代2位を記録。1位はMobile Legends Bang Bang Women's Invitationalの最高同時視聴者数39.2万人で、今後のVALORANTの盛り上がり次第では十分に1位を狙うことができる数値でしょう。

Riot Games主催の公式大会「Game Changers」は2021年から行われる女性大会で、昨年度はアメリカ、ヨーロッパ、ブラジル、東南アジアなど各地域で地域王者を決定する大会が行われていましたが、今年度は初の世界大会が開催。日本からは東アジア代表としてFENNEL HOTELAVAが出場しました。

VALORANTのeスポーツビジネス戦略を担当するKasra Jafroodi氏は、昨年のインタビューで「Game Changersは、世界中のトップレベルのチームが男女混合になるような未来を目指しています」、「願わくば、5-10年後にはGame Changersを開催する必要がない環境を目指したいと考えています。そして、VCTは男女混合のスポーツであり、男女混合チームが世界最高のチームに輝くところを見てみたいです。」と語っており、将来的には性別に関係なく、全てのユーザーが競技シーンを目指すことができる環境を構築したいと明らかにしていました。