ZombsがVALORANTの競技シーンから引退か、配信で選手引退を示唆

北米のeスポーツチームSentinelsのVALORANT部門に所属するZombsは11月25日、VALORANTの競技シーンから引退する意向を自身の配信で明らかにしました。

今月初めにはStewie2k、brax、Rawkusと共にスクリムをプレイしている所が確認されるなど約半年ぶりの選手復帰が囁かれていたZombsですが、先日、自身の配信で「1週間程チームを結成しスクリムをしていました。ポテンシャルあるチームで複数の組織が興味を示してくれましたが、ロサンゼルスでSENのオーナーと話し、チームから離れたくない思いが強くなりました。私はこのチームにずっといます。」と語り、他チームに移籍しない意向を示しました。

また「SENのフォロワーが0人だった頃からずっとこのチームに在籍しています。もう二度と選手として戦うことは無いでしょう。それは自分にとって価値の無いことです。将来的にもっといいチャンスもあります。私はずっとSENに残ります。」と付け加え、VALORANTの競技シーンから退く意向を明らかにしました。

現在24歳のZombsは、2016年にOverwatchの競技シーンに参入。同年8月にFaZe Clanに加入し、Overwatch Open 2016で8位入賞、MLG Vegas 2016で準優勝を達成するなどトップシーンで活躍。そして2019年にApex Legendsに移行し、現在も所属するSentinelsに加入しました。

Apex LgendsではTwitchCon San Diego 2019で優勝を始め、Apex Legends Preseason Invitational、EXP Invitationalに出場など国際シーンを経験しますが僅か1年で引退を表明。2020年4月にVALORANTへ移行し、SentinelsのVALORANT部門に転向しました。

VALORANTでは競技シーン黎明期から北米トップシーンで活動。初年度にはJBL Quantum Cup、Pop Flash、PAX Arena Invitationalで優勝など収め、翌年にVCT開幕後はVALORANT初の国際大会VCT 2021 Stage 2 Mastersで優勝、VCT 2021 NA Stage 1、Stage 2、Stage 3で優勝と北米3連覇を達成しました。

今年4月には成績不振によりベンチ入りが発表され、以降約半年間、Twitchでの配信、YouTubeでの動画投稿とコンテンツクリエイターとして活動を継続しています。