Riot Gamesは11月7日、VCT EMEA 2027 KICK-OFFの第一回オープン予選に出場していたBONKに対し、不正ツールの使用が確認されたとして大会からの失格処分および所属選手・関係者全員に対する出場停止処分を下したことを発表しました。これに伴い、影響を受けた一部試合が再戦されることも併せて決定しています。
発表によると、予選期間中にアンチチートチームが試合の確認を実施する中で、BONKに関する不審な挙動が報告されたとのことです。詳細な調査の結果、同チームの選手1名が不正ツールを使用していた事実が確認され、BONKは大会から失格処分となりました。
また、関与状況に関する調査が完了するまでの暫定措置として、登録されている全選手および関係者に対し、Riot Gamesが主催するすべての公式大会への出場停止処分が科されています。各個人に対する最終的な処分内容は、今後の調査結果に基づいて下される見込みです。Riot Gamesは公開した声明で、次のようにコメントしました。
Competition Update: BONK, Kickoff Europe Qualifier #1 https://t.co/gqnNRxOhiu
— VALORANT Esports EMEA (@vct_emea) November 8, 2026
「KICK-OFF予選を通じ、当社のアンチチートチームは不正行為の可能性を特定し、新たな脅威を調査して競技の公平性を保護するため、継続的な試合の評価を実施してきました。この一環として、VCT EMEA 2027 KICK-OFF 第一回オープン予選に出場していたBONKに関する不審な挙動が報告されました。アンチチートチームによる更なる調査の結果、BONKの選手1名が不正ツールを使用していたことが確認されました。」
「その結果、BONKはVCT EMEA 2027 KICK-OFFの第一回オープン予選から失格処分となりました。個人の関与に関する調査を完了するまでの間、暫定的な措置として、登録されているすべての選手およびチーム関係者に対し、Riot Gamesの公認大会への暫定的な出場停止処分が科されます。これらの出場停止は暫定的な措置です。最終的な処分については、各個人の調査結果に基づいて決定されます。」
「Riot Gamesは、不正行為を故意に可能にすること、幇助すること、隠蔽することを含め、チート行為に対して一切容認しないゼロ・トレランス・ポリシーを採用しています。チート行為への関与が確認された人物は、当社の競技規則に従って懲戒処分を受けることになります。」
BONKは、11月6日に行われた試合にて、Derkeらが所属するAurora Gamingを2-1で破り勝ち上がっていましたが、Riot Gamesは公平性と大会進行のスケジュールを考慮し、影響を受けた試合を再試合とすることを決定しました。影響を受けるAurora Gaming、PROJECT 100K、YCATABLEの3チームと協議を行い、全チームがすでに再試合の実施に合意しています。
再試合では、まずベスト16でAurora GamingとPROJECT 100Kが対戦し、その勝者が準々決勝でYCATABLEと対戦します。この試合の勝者がVCT EMEA 2027 KICK-OFF Qualifier Playoffsへの進出権を獲得する形式です。なお、これらの試合日程を確保するため、PIXEL LUMINAとの準決勝および決勝戦は後日へと延期されます。再試合の決定理由について、Riot Gamesは声明の最後で以下のように説明しています。
「トーナメントの試合を再戦することは極めて例外的な措置であり、常に実施できるとは限りません。今回のケースにおいては、影響を受けたチームにとって最も公平な結果をもたらし、競技の公平性を維持する上で最善であると判断しました。この決定は本件の個別具体的な状況を考慮したものであり、将来発生する事象への対処における先例となるものではありません。」

コメント