something「DRXは序盤、中盤も本当に丁寧だ。簡単にキルを奪うことができない」

韓国では現在、VCT 2023 Masters Tokyo出場をかけたVCT PACIFIC 2023が開催中。現在2勝2敗で4位に位置するPaper Rexですが、同チームに所属するsomethingがチームの現状、そしてDRX戦の感想をSportskeedaのインタビューで語りました。

something選手は今年3月にPaper Rexに加入されましたが、現在のチーム状況、そしてメンバーとの仲はいかがですか？

今のところ全て順調です。練習も上手くいっています。ゲーム外では、チームメンバーは私のことを尊敬して接してくれますし、時には冗談も交えて笑わせてくれます。全てが順調に進んでいます。

「something」という選手名は、競技シーンの中でもかなりカッコいい名前だと思っています。その名前はどのようにして誕生したのでしょうか？

そのことについては、まだ何も（something）お伝えすることはできません（笑）。

好きなマップを教えてください。

好きなマップはアセントです。しかし、今回（DRX戦のアセント）の私のパフォーマンスは非常に悪かったと思っています。

something選手は以前、日本の競技シーンでプレイされていました。Sengoku GamingとPaper Rexの2チームはどのような違いがありますか？

Paper RexとSengoku Gamingの違いは、選手の経験だと思います。Paper RexにはCS:GOなど他ゲームで経験を積んだ選手が多く、大会の経験も豊富です。Paper Rexでは1日7~8試合ほどしかスクリムをしませんが、彼らからたくさんのインパクトを受けます。

d4v41選手は以前のインタビューで、「DRXの弱点はPRXだ」と仰っていました。something選手は今回初めてDRXと対戦しましたが、どのような点が彼らの強みだと感じましたか？

DRXは序盤、中盤も本当に丁寧です。彼らからは簡単にキルを奪うことができません。作戦や戦術、規律が非常に徹底されたチームで、本当に手強い印象を受けました。

彼らはドローンやフラッシュを使う立ち回りを常に徹底しており、それが非常に強力でした。

DRX戦のアセントでは1人で勝負するシーンが頻繁に見られました。フラッシュやドローンなどサポートアビリティを使用せず、個人技で撃ち合いを続けていた理由を教えてください。

私の役割は、相手を急かすことでした。

例えば、1人でBメインに向かい、戦いを挑みます。キルできたらラッキー、キルができなかったミッドや逆サイトなどポジションを変えて他の作戦に移るといった動きをしていました。大抵は私がキルをしたら、作戦がスタートするいった感じでした。

今回の試合は撃ち合い負けするシーンが度々見られました。いつもより調子が悪かったのでしょうか？

エイムが原因ではありません。ただ、毎ラウンド序盤で勝負するのは少し大変ですね。

過去の戦績やパフォーマンスから、Paper Rexは1デュエリスト編成より2デュエリスト編成が合っていると客観的に感じる時があります。それについてどう思いますか？

個人的には私がセカンドデュエリストで、他のデュエリストにエントリーを担ってもらうスタイルが好きです。

Paper Rexは次戦、Global Esportsと対戦します。彼らについてどう感じていますか？

Global Esportsは前回のDRX戦で非常に良いパフォーマンスを見せていました。2マップ共に本当に接戦でした。Talon Esports戦ではSkRossiが出場していましたが、次の試合も出場してくれることを期待しています。試合がとても楽しみです。