アセンショントーナメント出場をかけたVCJ 2023 Split 2のチケットがチケットぴあで現在販売中ですが、チケットが売れ残る4つの理由をRedditユーザーが解説しました。
Jadeite、SCARZ、FENNELの3チームが進出を決めたVCJ 2023 Split 2のオフラインプレイオフですが、あるユーザーは出場チームや会場、金額がチケットの売れ残りに大きく影響していると言及。問題を数字と共に解説しつつ、改善点を指摘しました。
初めに申し上げますが、これから言及する内容は私の意見です。事実ではないかもしれませんし、間違っている可能性もあります。それに留意してお読みください。
VCJ 2023 Split 2のチケットは現在、販売に苦戦しています。
VCJ 2023 Split 1の時は5分も経たないうちに、チケットが完売しました。今大会のチケットは5月10日に販売が開始しましたが、現在どの席も完売していません。気になる方はチケットの販売サイトでご確認ください。
更に現在、出場チームの選手たちがチケット販売を宣伝するツイートを投稿する事態に陥っています。確認したい方は「#ChallengersJP」のハッシュタグで検索をかけてみてください。
そこで私は、日本のコミュニティで見つけた複数の意見から、このような事態に陥った以下4つの原因を推測しました。
- Crazy Raccoonがオフラインプレイオフへの出場権を得ることができなかったこと(国内オフライン大会の出場権を逃したことは今回が初)。Crazy Raccoonが負けた後、チケットのキャンセル、転売する人が続出したらしい。
- 会場問題。東京から3時間ほどかかる大阪で開催されます。応援するチームが出場するわけではないに関わらず、遠くまで足を運ぶことは面倒。VCT 2023 Masters Tokyoは千葉で開催されるため、会場を別々にしたかった旨は伺えるが、国内大会の状況を考え、関東に近い会場で開催できたはず。
- 金額問題。一番安いチケットは7,500円と割高。また大阪への交通費、ホテル代もかかる。応援するチームが出場するわけではないに関わらず、大きな出費を出すことは難しい。
- 会場の収容人数。VCJのオフラインプレイオフ(大阪・エディオンアリーナ)の収容人数は8,000人で、VCT 2023 Masters Tokyoの会場とほぼ同じキャパ。発表当時、Crazy Raccoonの出場が確定していない、そしてZETA DIVISIONは出場しないにも関わらず、思い切った判断をしたように感じる。
私の推測ですが、国内の競技シーンへの関心は減少傾向にあり、日本での公式大会の視聴率や観客動員数は、Crazy Raccoon、ZETA DIVISIONの人気に大きく依存しているのではないでしょうか。
まず視聴率から見ていきましょう。VCJ 2023 Split 1の最大同時視聴者数が16万人だったのに対し、VCJ 2023 Split 2では13万人でした。たった3万人の違いと感じる方もいるかもしれませんが、全試合を通してみると、確実に減少傾向にあります。
Split 1、Split 2の視聴率を比較すると、よく分かると思います。Split 1の平均視聴者数は7.3万人、総視聴時間は910万時間ですが、Split 2の現時点での平均視聴者数は4.1万人、総視聴時間は430時間でした。今年序盤はインターナショナルリーグが開幕しておらず、VCJ 2023 Split 1が当時国内で開催されていた唯一の国際大会であったため、多くの人が関心を集めたことが起因していると思います。
SHAKA、じゃすぱーのような人気ストリーマーがSplit 2のウォッチパーティーを行わなくなったことも原因の1つと考えられます。例外として、じゃすぱーはFENNEL vs Crazy Raccoonの最終戦のみ配信し、最大同時視聴者数は4万人を記録しました。
また、VALORANTのウォッチパーティーを頻繁に行うClutch_fiでさえ、配信していたのはFENNEL vs Crazy Raccoonの最終戦のみでした。国内の状況をよくわかっていなかったのか、視聴者に国内チームの情報をよく聞いていました。
これは、eスポーツファン以外の、配信だけを見るカジュアルなファンも、競技シーンへの興味を失っていることを示す兆候であり、日本シーンの問題の1つだと感じています。
もう1つ考えられる理由は、放送時間の問題です。VCJ 2023 Split 1は平日に放送しているため、視聴率に影響がでたと考えられます。しかしこれはスケジュール上仕方がない問題だと思いますので、深く言及はしません。
次に、過去の公式大会の観客動員数についてです。昨年、さいたまスーパーアリーナで行われたVCT 2022 Japan Stage 2のチケットを完売することができたのは、ZETA DIVISION、Crazy Raccoonの両方がオフラインに進出することができたことが大きく影響していると思います。
そして今年3月のVCJ 2023 Split 1のチケットが5分で完売できたのは、大会のかなり早い段階でCrazy Raccoonの決勝進出が確定していたからでしょう。今回チケットが売れ残っていることで、その問題が表面化してきたと思います。
大会の主催者は、ZETA DIVISIONとCrazy Raccoonの多大な恩恵を受けていたため、チケットが売れ残ったときの対処法が分からないのかもしれません。特に今大会の広告も目にしていませんし、実際にそうなのかもしれません。
そんな彼らは今、オフラインへの出場を決めた選手たちにツイートといった形でチケット販売の宣伝を行っています。そしてVCT PACIFIC 2023の公式配信の最後には、チケット販売の告知も行っています。
主催者は、Crazy Raccoonが決勝に進出できないとは思わなかったのでしょう。来年このような問題が発生しないようにするため、確実に改善する必要があると思います。
個人的な意見ではありますが、Riot Gamesが介入しなければ、国内シーンは徐々に回復していくと思います。
オフラインに投資することも非常に重要なことですが、その一方で難しい点もあります。その代わり、その資金でコンテンツ制作に注力し、新規ファンの獲得に注力してみてはいかがでしょうか。VALORANTの国内リーグはスポンサー企業が非常に多いため、インターナショナルリーグで行っているようなコンテンツを作ることができるかもしれません。
また、Riot Gamesにはコミュニティイベントを積極的に開催し、多くの人の興味関心を惹きつけてほしいと考えています。ストリーマーを巻き込んだイベントを最後に見たのは、しばらく前のような気もします。eスポーツに注力したい気持ちも分かりますが、そういった取り組みが新たな視聴者獲得に繋がると考えています。
1年目からこのような結果になることを予想していたのかは分かりません。まだ試行錯誤の段階ですので、この選択をしたことを大きな失敗とは言えません。しかし、国内での人気と関心を持続させるために、1ファンとして、何かしらの対策を講じてほしいのです。
今、対策をしないと、気付かないうちに視聴者は離れてしまいます。Riot Gamesは2024年に向けて国内リーグを改善していくと発表していたので、今後より良い環境になることを切に願います。



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