「SCARZ」が「TORANECO」の脱退を発表

神奈川県川崎市を拠点に活動するeスポーツチームSCARZは12月30日、クリエイター部門に所属したTORANECOが契約満了の伴い退団することを発表しました。

【SCARZ #ContentCreator】
Content Creator部門に所属するTORANECOとの契約が満了したことをご報告します。

選手時代はチームリーダーとしてチームをまとめ、コンテンツクリエイターに転向してからは、キャスターとして試合を盛り上げ、常にファンを熱狂させてくれました❤️‍🔥

Thank you and Good luck… pic.twitter.com/ZJh64wXEVu

— 🇯🇵 SCARZ #SZWIN❤️‍🔥 (@SCARZ5) December 30, 2023

現在27歳のTORANECOは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。FIRST Gaming、FAV Gaming、Hexadなど国内チームを経て2022年5月に加入したBLUE BEESでは当時国内では珍しかった日露混合チームとして活動。語学力を活かし、Jemkin、Kr1stalといった外国人選手と共にVCT 2022 Japan Stage 2では結成間もないながらプレイオフ進出を果たしました。

そして2022年8月、BLUE BEESのメンバーでSCARZへ移籍を発表。翌年3月に行われたVCJ 2023 Split 1での3位入賞を皮切りに国内トップシーンの地位を獲得し、続くSplit 2では見事優勝を達成。日本代表としてアセンショントーナメント出場を果たし、決勝でシンガポールのBleed Esportsに惜敗するも準優勝を収めました。しかし今年10月に現役引退を表明し、SCARZのコンテンツクリエイター部門に転向。今後はキャスターとして活動することに意欲を示しました。

TORANECOはコントローラーからセンチネル、イニシエーターなど幅広いエージェントを得意とすることで知られ、日本語と英語を話すことができる語学力を活かし国際チームをキャプテンとして牽引。ゲーム理解度の高さとスマートなプレイでチーム躍進に貢献しました。

今回の脱退について、自身のX（旧Twitter）ではチームへの感謝と共に、「所属については4月くらいまではフリーで活動していこうと思ってますが、来年のお仕事をどうするかはまだ何も決まってないのでぜひ特に実況MCのお仕事のご依頼お待ちしてます」とコメントを残しました。