現在27人のエージェントが実装されるVALORANTですが、ある海外ユーザーがRedditで投げかけた「プロチームは『一度きりの構成』を準備すべき」の投稿が話題を集めています。以下、抄訳した文章を掲載しています。

各チームは特定のマップに対して「一度きりの構成」を準備すべきだと思います。現在のメタは非常に流動的であり、コーチ・選手ともに、実際に対戦相手のエージェント構成を見るまで、あるいは少なくともその場で適応する準備ができていなければ、効果的に対策を立てられるレベルには達していません。

例えば、対戦相手の意表を突いたLiquidが良い例です。Liquidのロータスの構成は一見するとあまり強くなさそうに見えるかもしれませんが、対戦相手の意表を突くことで見事勝利を収めました。VALORANT Champions 2024で準優勝を収めたTeam Hereticsでさえ、この予想外の戦略に対抗できませんでした。

VCT EMEA 2025 KICK-OFFでTeam Liquidは開幕から5試合連続でロータスをBANしていたが、ローワーブラケット決勝で初披露したロータスではコントローラーのKeikoがレイナをピックし会場を沸かせた

T1のロータスでの構成も良い例です。強力かつ創造的な要素を含んだセットアップで、VCT PACIFIC 2025 KICK-OFFでは全勝でしたが、すでに2回披露してしまいました。もし、Masters Bangkokで再び同じ構成を使えば、対戦相手も対策してくるので、勝利は難しいと考えています。

同様に、Karmine Corpのロータスの構成も悪くはなかったと思います。初戦のNAVI戦では勝利を収めましたが、GIANTX戦では徹底的に対策され、大敗を喫しました。

さらに、現在ほぼすべてのエージェントが有効な選択肢となっています。ダブルデュエリスト、ダブルセンチネル、ダブルイニシエーター、ダブルコントローラーといったさまざま選択肢があります。昨年に比べてエージェントの選択肢がかなり広がっています。

ジェットは依然として主な選択肢ですが、レイズも効果的です。ヨルやネオンもメインデュエリストとして使用できますし、アイソやフェニックスを取り入れたダブルデュエリスト構成も可能です。現在のメタでは、どのイニシエーターもデュエリストと組み合わせることができます。

デッドロック、ヴァイス、サイファー、チェンバー、キルジョイは、テホと対戦する場合を除いては同じ立ち位置にいます。オーメン、アストラ、ヴァイパーは強力なピックであり、ブリムストーンも特定のマップでは有効です。一方で、クローヴ は「一度きりの作戦」として使うこともできると思います。

さらに、現在唯一どのチームも似たようなエージェント構成を採用するアビスがマッププールから削除されることで、メタはさらに広がるでしょう。長年停滞していたアセントのメタも、ようやく変化すると私は考えています。

各チームは「一度きりの」構成を必ず準備するべきです。今年のシーズン初めには、Paper Rexが活躍すると思っていました。しかし、革新的な戦略を試すことなどはなく、現在の彼らは2024年のメタを繰り返しているように見えました。

31 コメント

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  1. PRXは変にメタに寄せるよりやりたい放題した方が良くね?っていうのめっちゃわかる
    また3デュエ見てみたい

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    1. 結局優勝したいなら通用しないんよなそれ

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    2. メタに寄せるとか寄せないとかの話ではなく、PRXの場合はピックプールの問題で構成の幅を広げられない

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    3. 実はそこまで器用なチームじゃないんだよなあ

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    4. いくら当人が強くても今デュエキャラ自体弱いから無理だろ

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    5. PRXは柔軟なんじゃなくて選手のピックに合わせてプランを組むことで地力を引き出して勝ってたんだと思う。それもキャラが増えて限界が来た。

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    6. 今まで見てきたPRXのロール問題に対する見解で1番正しいかもしれん

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  2. dfmのアセントヴァイパー結構すき

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  3. 2022Master決勝2-2で迎えた最終マップブリーズで
    フェイド/アストラ/ブリーチ/ヨル/ネオン
    で来たチームがあってのぉ

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    1. あれ本当に意味わからん

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  4. ジェットは依然として主な選択肢ですが、レイズも効果的です。ヨルやネオンもメインデュエリストとして使用できますし、アイソやフェニックスを取り入れたダブルデュエリスト構成も可能です。

    レ、イナ

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    1. keikoが使ってるやん

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    2. レイナにはコンペで弱くして競技で強くする変更を加えるって言ってたのにむしろ前より見なくなったな

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  5. 今の環境は色んな構成増えたから見てて楽しい。ただ、ネオン構成だけはいただけない。

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    1. いうほどネオンってそんなに強くないイメージなんだが
      理不尽なのはウルトくらいや

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    2. 強くないっていうよりウルトと即入れられるスタンからのスライディングキルがしょうもないから見てて面白くないのが欠点だと思う

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  6. ハーバーもっと見たいからどこか使ってくれないかな

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  7. 今キャラ環境過去一良いよな
    各チーム各マップミラー構成少なくて面白い

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  8. 今シーズンマジで見てて面白いな
    去年はメタが固まりきってその日の選手の調子や運で結果が決まってるようにも思えた

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  9. ???「奇抜な構成で勝っても意味ない」

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    1. Liquidは準決勝まで行って初めて奇抜な構成出したわけでZETAが1勝するためだけに奇抜な構成して勝ってもその後負けて笑い物でしょ

      ZETAに当てはめるならその発言はなにも間違ったこと言ってないと思うけどな

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    2. 負け続けるよりはマシだと思うけどな

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  10. 3イニシも有効だよな😁

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  11. スパイク持たずにウルトで飛んだのも狙った技だった・・・?

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  12. ZETAも変わった構成使うときあるよね

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  13. 23年のSMG GCがやったミスピックだったけど勝てたみたいなのは、ちょっと面白い

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  14. いつぞやのnavi vs loudのbindでloudが3モクしてたの面白かったわ

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  15. こっちからピックしないセカンドBANくらいの自分でサイド選べるマップで守りに寄せた構成の守りスタートとかも有用そう

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  16. LCQのLazチェンバー構成も初見ではかなり刺さってたな

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  17. 尖った構成って使って勝てれば次以降の対戦相手は対策しなければいけないことが増えるからただの1勝よりも価値がありそう
    ただもう一回行けんじゃね?と欲が出て使ったら相手が対策しててボロ負けする可能性もある諸刃の剣

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  18. 正直チーム目線からすれば「大博打もいいところ」だと思うけどな
    貴重な練習時間を切ってまで、出すかも分からない二つ目の構成を準備するのにどれだけ価値を見出せるかっていう

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