VCT AMERICAS 2025 Stage 1で優勝を果たし、VCT 2025 Masters Torontoへの出場を決めたG2 Esportsに所属するJonahPのインタビューがVLR.ggで公開されました。リーグには2024年から参戦したもののアメリカリーグのアシスト数ランキング1位を記録するなどサポートとして高い評価を受けるJonahPが、スコアや国際大会に向けた意気込みを語りました。
以下、一部抄訳した文章を掲載しています。
カナダで初となる国際大会のVCT 2025 Masters Torontoが間もなく開幕します。VCTの歴史の中でもTenZやFNSといった有名なカナダ人選手がいますが、今回の大会に出場する現役のカナダ人選手はたった1人だけです。
G2 Esportsは、世界トップクラスのチームであるという立場を保ちながらも、生き残りをかけて戦うという矛盾した状況に置かれています。JonahPはG2の中で目立つ存在ではありませんが、スター選手たちを支える重要な役割を担ってきました。The Guard時代にはSayaplayerやtrent、2024年にはleafやicy、そして2025年にはjawgemoといった強力な選手がキルを獲得できたのは、JonahPのアビリティのおかげです。
「年々、選手の火力が増すにつれて、自分がキルを取ることに集中する必要はなくなってきました。今年はずっとブリーチを使っていますが、私のアビリティを活かせるjawgemoのような選手がいれば、サポートに専念できます。最終的な個人スコアなんてどうでもいいです。大事なのは、アシストの数です。」
G2の核となるメンバーが2021年末に形成されて以来、JonahPの役割は大きく変化してきました。使用するエージェントはほぼ変わりませんが、trentやvalynといったスター選手の希望に応じて柔軟に対応してきました。そして、チーム内でのコミュニケーションや仲間としての貢献度は年々増していきました。
「今年はチームの雰囲気を良くすることに注力しました。以前はあまりやっていなかった役割ですが、私はチームの中でも年齢が上の方ですので、みんなが精神的にも強くなっていく様子を見てきました。」
こうしたチームメイトへの献身的な姿勢こそが、G2 Esportsの成功の原動力です。アセンションを制した際、JonahPはvalynの次に高いレーティングを記録し、1ラウンドあたりのアシスト数では0.48で2位でした(1位はM80のNiSMOで0.5)。仮に撃ち合い中心の役割に戻ることになったとしても、G2は彼に全幅の信頼を置いています。
「過去1年で最も安定していた選手は間違いなくJonahPだと思います」とアシスタントコーチのshhhackは話します。「彼のサポートの早さ、必要に応じてのコール、コミュニケーション能力は本当にすごいです。メタからブリーチが外れても、彼ならしっかりキルも取れるはずです。」
VCT 2025が開幕して以来、JonahPはブリーチを主に使用しており、直近3か月の使用率は65%でした。これは新エージェントのテホがブリーチと相性が良く、メタの中心になっていたためです。trentがテホを使えば、JonahPがブリーチを使うのはほぼ確実というのがファンの間では当たり前の構成でした。
しかし、VCT 2025 Masters Torontoの開幕を前に新しいパッチが導入され、テホには下方修正が加えられました。trentはテホ以外のエージェントを使うことになる可能性が高く、不安要素ともなり得ます。それでもJonahPは「今年はテホが強いからtrentも成績が良い」という声には反論します。
「すべてのチームがあのメタに適応する必要がありましたが、trentは世界最高のソーヴァ使いです。彼の名前が広まったのは、テホが上手かったからではありません」とJonahPは笑いながら話します。「彼はどんなロールでも使いこなせます。だからこそ、トロントに向けて、テホが弱くなったことなんて全く気にしていません。私たちは常に順応できるし、それは単なる次の一歩です。」
G2は2025年にすでにアメリカリーグで2度の優勝を果たしましたが、それぞれまったく異なる内容でした。結果だけ見れば、KICK-OFFとStage 1の両方を制覇していますが、KICK-OFFではアッパーブラケットから優勝し、Stage 1ではローワーブラケットから辛うじてトロント出場を決め、その後、優勝を果たしました。
この短期間でG2は多くを学びました。Masters BangkokでT1に敗れた悔しさは今も残り、国際大会での優勝へのモチベーションをさらに高めています。
「バンコクであんな形で負けたのは、人生で一番最悪の気分でした。しかし、国際大会で優勝できないという意味ではありません。過去ではなく未来を見据えてポジティブに進むべきですし、Stage 1でこなした全ての試合は、自分たちの課題を露呈させてくれて、学びに繋がりました。Sentinelsに負けた後でも、出場権を逃すとは誰も思っていなかったと思います。」
G2は国内タイトルを2度獲得し、Masters Bangkokでは準優勝を収めた世界トップチームです。ファンの期待は国際大会での優勝ですが、チームとしてはいまだにフランチャイズ制度の「乗客」に過ぎません。VALORANT Champions 2025への出場が正式に決まるまでは、VCT 2026への出場は確定していないのです。
アセンション優勝後、以前所属していたThe Guardがeスポーツから撤退したことにより、Tier 1入りが危ぶまれた経験からも、彼らはこの現実の重みを知っています。アメリカリーグでの活躍により、G2はすでにチャンピオンシップポイントを16獲得していますが、それだけではChampionsへの出場を確定するには不十分です。
「Championsへの出場は、VCTに残るために絶対必要です。アセンションの決勝でも、負けたらチームが解散する可能性があったため、人生で一番プレッシャーを感じた試合でした。それを乗り越えた今、私たちは何でも対応できます。もちろん、まだ出場が確定していない以上、安心はできません。しかし、G2では全員がそういう思考でいるから、チームの結束が強いのです。この16ポイントは、出場が確定するまで意味がないのです。」
アメリカ最強と評価されるチームが、同時に生存をかけて戦わなければならないというのは、チームにかかる重圧としては最大級のものと言えるでしょう。しかも、それが同じシーズンに両方訪れるのは異例の事態です。
「大会ごと、試合ごとに集中していくことが必要です」とアシスタントコーチのshhhackは言います。「結果はその積み重ねの中でついてくるはずです。」
G2のコアメンバーは、Tier1に一気に駆け上がり、Tier2に落ち、アセンション優勝を果たし、チーム崩壊の危機を乗り越え、そしてTier1に戻ってきたという特異な経験を持っています。Masters Torontoに出場する唯一のカナダ人選手であるJonahPには、多くのプレッシャーがのしかかっています。しかし、それは決して「地元開催」だからではありません。幸いにも、JonahP、shhhack、そしてG2の全員が、自分たちの可能性を強く信じています。
かっけえ
返信削除仮にg2がアセンション落ちになったら散り散りになってしまうんかな
返信削除人気とか置いといたらほとんどのチームは丸ごと買い上げた方が強くなりそう
給料問題で散り散りは可能性としてはありそう
削除それぞれ別のチームに行くのは確定だろうな
削除これでまたアセンションからやり直します!は絆がありすぎる
guard時代からずっと一緒にいたし、これからもそうであって欲しいなぁ
削除trentのソーヴァまじで上手いもんな
返信削除icyのような選手の場合は?
返信削除彼もまたトップクラスのデュエリストです。
削除彼に火がついた時は私のアビリティすら必要がないくらいでした。(笑)
しかし、Jawgemoの一貫性とゲームセンスは
今のG2にとってよりフィットしています。
って言ってそう
解像度高い
削除ジョナインタビュー上手すぎかい
返信削除アセンションを制した際、JonahPはvalynに次ぐレーティングを記録し、1ラウンドあたりのアシスト数では0.48で2位でした(1位はM80のNiSMOで0.5)。
返信削除vlrのインタビュー記事だからvlrのスタッツだよね
ここアシスト部分は合ってるけど、前半部分が何に対してのスタッツかわからない
トーナメント全体で見たらJonahPのRatingはvalynを微かに上回ってるし(グループステージ有り無しどちらも)GFでのスタッツはボトム
どうでもいいことだけどデタラメ書いてるわけではないよね?
コメントありがとうございます。次に高いレーティングという意味です。曖昧さ回避のため、修正いたしました。この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
削除guardでtrent初めてみたときは何だこのバケモンって思ったわ
返信削除本当に世界最高の選手の1人だと思う
てかなんでG2みたいに規模もデカくてLoLのも有名なチームがtier2いたんだっけ?CEOがやらかしたから?
返信削除そうだよ
削除JonahPはアメリカスでAPRぶっちぎりの1位だし説得力ある
返信削除撃ち合いつえーやつがサポートに徹してる恐怖
返信削除俺はJonahPのブリーチに憧れてブリーチ好きになったんや
返信削除愛してるよJonahP
JonahP My goat
例えテホブリがナーフされてもG2は勝てるって信じてる‼
G2 WIN‼ G2 WIN‼ G2 WIN‼
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