DRX Flashbackがロスター離脱の理由を説明「精神的・心理的な負担とプレッシャーに耐えきれなかった」

今年4月にDRXのメインチームからアカデミーチーム（DRX Prospects）への移行が発表されたFlashbackですが、自身のXでメインチーム離脱の理由を直筆で説明しました。メンタル面の部分でプレッシャーに押しつぶされていたことを赤裸々に述べ、現在は回復の兆しにあり、再びトップシーンを目指すことを約束しました。

「皆さんこんにちは。DRXに所属するプロゲーマーのFlashbackです。まず、私の突然のチーム離脱により、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。精神的・心理的な負担とプレッシャーに耐えきれず、シーズン中に独断でチームを離れたことは、明らかに私の過ちでした。」

「個人的な問題により、チームメイトやチーム、そして応援してくださったファンの皆様を失望させ、ご迷惑をおかけしたことを深く反省しています。今回の出来事を通じて、自分自身を見つめ直し、大いに悔い改めました。また、2軍（アカデミー）での生活や、チームが提供してくれた継続的な心理カウンセリングのおかげで、大きく回復することができました。」

「さらに、経営陣やコーチングスタッフとの面談を通じて、自分の未熟さを認め、今後はより良い選手になることを約束しました。この約束はチームだけでなく、これまで私を信じて応援してくださったファンの皆様にも必ず果たすべきものだと考えています。」

「私はもう一度初心に立ち返り、頂点を目指して努力し、より強く成熟した選手になるために最善を尽くします。そして、同じ過ちは二度と繰り返さないことを、ここにお約束いたします。改めて、私の至らなさにより大きな失望とご心配をおかけしたチーム、チームメイト、そしてファンの皆様に心よりお詫び申し上げます。ありがとうございます。」

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— Flashback (@Flashback_1115) July 7, 2025

現在19歳のFlashbackは、2023年にVALORANTの競技シーンに参入。同年8月にDRXのアカデミーチームであるDRX Prospectsに加入し、選手のキャリアをスタートしました。2023年に開催されたオフシーズン大会のRed Bull Home Ground 2024にはDRXのメインロスターとしてスタンドインし、チーム最年少ながらヴァイパーやキルジョイなどフレックスとして活躍しました。

そして、2023年12月にはその活躍が評価され、DRXのメインチームに昇格。インターナショナルリーグデビューとなったVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFでは4位に終わるも、サイファーのK/Dは1.17、キルジョイでは1.26と高いフィジカルを披露しました。

VCT PACIFIC 2024 Stage 1の開幕直前には家庭の事情や精神上の理由からロスターから離脱が発表されるも、2ヶ月後にロスターに復帰。VCT PACIFIC 2024 Stage 2では準優勝を果たし、VALORANT Champions 2024への出場を達成。今年はVCT PACIFIC 2025 KICK-OFFで自身初の優勝を収め、VCT 2025 Masters Bangkokへの出場も経験しました。Stage 1のグループステージ全試合を終えた今年4月、アカデミーチームへの降格が発表されましたが、本日メインチーム復帰がアナウンスされました。