JonahPがフリーエージェントを表明「コーチやチームメイトが必要とするどんなエージェントでも、どんな役割でも、どんなマップでもプレイできる」

先日、G2 Esportsと契約終了が発表されたJonahPですが、自身のXでLFTを表明しました。移籍金の発生しないフリーエージェントとして新たな所属先を模索します。声明では過去の成績と得意分野を明確にしながら、新たな所属先を模索する意向を明らかにしました。

「みなさん、こんにちは。本当ならこの発表と共に『新しいチームに加入しました。VCTで皆さんに会えるのが楽しみです』というニュースも届けたかったのですが、チーム側の動き方やタイミングの影響で、自分にとって最良の状況にはなりませんでした。その点については自分にとって適切なタイミングでもう少し詳しくお話ししたいと思います。」

「今年は3エージェントで世界トップ10の評価を獲得し、アシスト数でも全体集計と国際大会のみの集計の両方でトップに立ちました。自分はチームのシステムの中で求められる役割を遂行することを最優先にしており、コーチやチームメイトが必要とするどんなエージェントでも、どんな役割でも、どんなマップでもプレイできます。幅広いエージェントプールとロールの柔軟性だけでなく、サブIGLとしてのプレイや、戦略・構成作成も得意としています。」

「浮き沈みはありましたが、キャリアを通して毎年成長を続け、世界最高峰の競争の中で常にトップレベルのプレイを続けてきました。それこそが、自分がまだ成長の限界に達していないと確信できる十分な材料です。すでに多くのチームがオフシーズンのイベントに向けてロスターを完成させていることは理解しています。しかし、G2 Esportsと現在も契約中ですが、移籍金なしの状態で、オファーを受け付けています。」

「最近声をかけてくれたり、温かい言葉をかけてくれた皆さん、本当にありがとうございます。本当はもっと配信やコンテンツ制作をすべきだと分かっているのですが、それが十分にできていない中で、この4年間、自分のために時間を使い、応援し続けてくれたことを心の底から感謝し、深く尊敬しています。」

Hey everyone. I wish this announcement also came with news of me joining a team excited to get to see you all at VCT, but unfortunately the process and timeline that was prioritized didn’t put me in the best position for that, which I’ll go into more at a better time for me.

I… https://t.co/ptNcFZtmaR

— G2 JonahP (@JonahP_) November 14, 2025

現在25歳のJonahPは、2020年にVALORANT競技シーンへ参入。“The Professor”の愛称で知られ、The Guardではクラッチ力を武器に国際大会出場やアセンション優勝に貢献しました。2023年9月にG2 Esportsへ移籍し、VCT 2024 Masters Shanghaiで3位、VALORANT Champions 2024 Seoulでプレイオフ進出など実績を残しました。2025年はアメリカリーグ3連覇の快挙を成し遂げました。幅広いロールで安定した成績を残すサポート型の選手で、アシストを重視するプレイスタイルが高い評価を得ていました。

• JonahP「Jawgemoのような選手がいれば、サポートに専念できる。個人スコアなんてどうでもいい。大事なのはアシストの数だ。」
• 元G2コーチがJonahPの離脱に苦言「正直理解できない。3つ以上のロールを国際大会プレイオフ級の水準で任せられる選手なんて、世界に5人もいない。」