中国で開催中のVALORANT Champions 2026にてプレイオフ1回戦でNongshim RedForceに勝利したTeam Vitalityですが、デュエリストを担当するDerkeが今大会の躍進や個人目標をSheep Esportsのインタビューで語りました。
これほどプレッシャーのかかる試合でNongshim RedForceを破った今、どのような心境ですか?
少しホッとしています。勝つことができましたし、良いプレイができたと思っています。ただ、ヘイヴンはあそこまで接戦になるべきではありませんでした。少し雑になってトロールしてしまった部分もありましたが、冷静さを保ち続けられたと感じています。
半年ほど前の私たちは、いくつかのラウンドでメンタルが崩れてしまい、ミスを引きずって頭がいっぱいになっていたように感じていたので、勝てたこと自体が本当に嬉しいです。今の私たちは素早く気持ちを切り替えてラウンドを取り続けることができており、それが今回の勝利に繋がりました。
昨年に続き、Team Vitalityは今年もChampions出場を逃しかけましたが、今やEMEA最後の希望となりました。このような展開になると予想していましたか?
全くしていませんでした。正直に言って、VALORANTというゲームにおいては、もう何も予想しないようにしています。時には自分自身も含め、誰もが予想だにしなかった奇妙な出来事が起こるものなので、ただ一試合一試合を戦ってどうなるか見守るだけです。
勝てるはずだった試合を自分たちの力で勝ちきれずに落としてしまい、その後に他のチームのおかげで救われるような形になるのは本当に嫌だったので、今の状況を最大限に活かしたいと思っています。Stage 1でもStage 2でもそれが起こり、そのおかげで私たちはMastersロンドンとChampionsの出場権を獲得できました。今年、私たちはいくつかのチャンスを逃し、他のチームに救われました。だからこそ、ファンの方々に対してもそうですが、何より自分たち自身に対して実力を証明したいと思っていました。
時にはファンから批判されることもありますし、このチームの戦績を考えればそれも当然のことですが、私たちはただ結果を残したいと思っています。チームが本当に良いプレイをし始めているのが嬉しいです。Championsでは日を追うごとに調子が上がってきていますし、この調子を維持できれば勝ち上がっていけると感じています。
G2 Esportsとあなたのチームはどちらもチャンピオンシップポイントを通じて出場権を獲得し、今や両チームともトップ4進出を確定させました。Riot Gamesは予選を少し見直すべきだと思いますか?
Riot Gamesが予選について何かを変更すべきかどうかは分かりません。正直なところ、来年がどうなるかも私には分かりません。ただ、彼らが変更すべき点があるとすれば、ランクです。運営がこれを目にして何かしら対応してくれることを願っています。時々、プレイしていてあまり楽しくないことがあります。ただ2時間座ってプレイし続けることはできますが、かつてのような楽しさとは違う、と言いたいです。そこを改善してくれたら嬉しいです。
大会前の記者会見で、Chronicle選手はチームとしてトロフィーのことは考えておらず、一試合ずつ集中して臨んでいると話していました。ここまで勝ち進んだ今、その心構えに変化はありましたか?
チームの他のメンバーが優勝を意識し始めているかどうかは分かりません。「トロフィーを掲げよう」などと口にしたことは一度もありませんし、私たちはただ自分たち自身に集中しています。集中すべきことや改善すべき点が山ほどあるため、時には最終目標などあまり関係ないことすらあります。一歩一歩着実に進めており、それが私たちにとって非常に上手く機能しています。
もちろん私個人としては、Championsで優勝することが夢です。Championsは私がまだ手にしていない唯一のトロフィーですし、それこそがおそらく、私が今も競技を続けている最大の理由だと思います。
年に一度しかない大会とはいえ、これほど長い間優勝できていないのは悔しいですし、挑むたびにハングリー精神は強くなっています。チャンスはそう多くありません。毎年一度の大会で自らの力を証明しなければならず、そうして初めて優勝できるかもしれないのです。ですから私にとっては、ただ一歩ずつ進むだけです。勝つにふさわしいチームであれば勝ちますし、そうでなければ帰りの飛行機に乗ることになる。それだけシンプルな話です。
今日はキャップを被らずにプレイされていましたが、何かあったのでしょうか?
ある時期、ステージの照明の都合で、運営側が私にキャップを被らせるのをあまり好ましく思っていなかったことがありました。ほんの0.5秒でもスポットライトが目に入ってしまうと、プレイに悪影響が出ることがあるんです。ムービングライトが左右や上下に動く際、時に光が目の中に長く残りすぎてしまい、プレイに支障をきたしてしまいます。
ですが、今の運営はそうした点について以前ほど過敏ではなくなったように感じます。ありがたいことに非常に親切に対応してくれており、本当に感謝しています。以前もお話しした通り、彼らは普段から私の周囲の照明を落として配慮してくれています。そのため、帽子を被る必要がなくなり、私はスキンヘッドのままで、ただプレイに集中することができます。過去の大会ではそうした対応をあまりしてくれないところもあったので、Riot Gamesの配慮は本当にありがたいと感じています。
次戦のG2 Esports戦に向けて、どのようなメンタリティで挑みますか?
自分たちのミスを修正し、より良いプレイをして、自分たちに集中するだけです。私たちは非常に良いプレイができていますし、集中力を切らさず粘り強く戦い続けることができれば、素晴らしい結果を残せると信じています。
あなた自身、そしてチームにとって、オフシーズンはどのようなものになりそうでしょうか?
分かりません。非常に不透明ですし、考えるだけでもうんざりします。何が起きてもおかしくない状況なので、考えること自体があまり好きではありません。私個人としては、今はただChampionsを楽しみ、その上でオフシーズンに何が起きようと受け止められる準備をしておきたいです。
何が起こるかなんて誰にも分かりません。どこかのチームが上手くいかないかもしれませんし、移籍先が見つからなかったり、チームに所属できなかったりする可能性だってあります。とにかく、今の私にはそんなことを考えている時間はありません。Championsでの時間を楽しみたいですし、その後のことについて考えたり、別の道に進んだりする時間は後からいくらでもあります。何が起きようと気にしません。
移籍市場では誰もが激しく動き回っており、時にはルール違反まがいの動きをしているチームもあるように感じるので、嫌気が差すこともあって大変な時期ではあります。ですが、それについて批判したり、何と言いますか、愚痴をこぼしたりしたいわけではありません。何が起こるかも、ロスターの枠を勝ち取れるかどうかも本当に分からないのです。ですから、あまり良い結果にならないかもしれませんし、最悪な結末を迎える可能性もありますが、どうなるかはその時になってみれば分かるはずです。



コメント