VALORANT Champions Tour 2021 Europeで公式キャスターとして活躍するMitchManが、VALORNAT Champions Tourの大会形式に懸念を示しています。
VALORNAT Champions Tourは、1年を通して開催されるRiot Games主催の公式大会で、地域予選からなるCallengers、地域予選上位チームが出場するMasters、各地域の代表チームが出場するChampionsの3つのフェーズで構成されており、年末に開催されるChampionsで優勝を収めたチームへ、2021年の年間チャンピオンの称号が贈られます。
現在、9月にドイツ・ベルリンで開催予定のMastersへの出場をかけたStage 3が進行中ですが、今回のステージでサーキットポイント上位に入賞できなかった場合、該当チームは2022年度のVALORANT Champions Tour開幕までの約半年間公式戦への出場が無くなることを意味しており、一部のコミュニティでは大会形式を疑問視するコメントが寄せられています。
VALORANT Champions Tourの大会形式について、MitchManは「半年近く公式大会が無い状況は、経営が厳しいチーム、選手に影響を及ぼす可能性がある」と指摘しており、以下のようにコメントしています。
Mitch "MitchMan" McBrideのコメント
「今まで以上に、VALORANT Champions Tour以外のイベントに関する発表が必要です。いくつかのトップレベルで活躍するチームのほか、数多くのチームにとって、ベルリンへの出場資格を失うということは、ラストチャンス予選、Championsに出場する資格を失うことを意味します。少なくとも、それらに該当するチームは来年1月まで大会が無いということです。
このような現実に直面しているHereticsのようなチーム*は、5人以上の選手を抱えながら、5ヵ月以上給与を払い続ける必要があり、出場する大会が無い状況で給与を支払い続けるのか、それとも部門を解散し来年度のVALORANT Champions Tourに備え1から立て直すのか、といった問題が発生します。
*メンバーの一新を行ったHereticsは、今年6月にサーキットポイントが失効となっている。
特にかろうじて経営が成り立っているTierが低いチームにとって、更なる問題を引き起こすと考えています。この件について公式から何らかの発表が無い限り、多くのチームはVALORANT部門を解散し、私たちがよく知るヨーロッパのVALORANTの競技シーンは取り返しのつかないダメージを受けることになるでしょう。
私はメインサーキット(公式大会)で働くことができ恵まれていますが、私の同僚、友人、キャスター仲間、何名かの選手にとって、この大会不足は大きな脅威になります。解決策が無ければ、多くの才能を持つ選手が他のゲームに奪われることになるでしょうし、それを見たくありません。」
Now more than ever we NEED some announcements on non VCT events.
— MitchMan (@MitchMan) July 28, 2021
For some high tier organisations, and plenty more within the next few weeks, having 0 chance at participating in Berlin means 0 Chance of LCQ/Champions. In other words no events until AT LEAST January (1/?)
MitchManはヨーロッパのVALORANTの競技シーンに焦点を当て指摘していますが、この問題は日本の競技シーンにも例外でなく、特にラストチャンス予選への出場を得られなかったサーキットポイント4位以下のチームは半年近く公式大会への出場機会を失うことを意味します。
現状では、Crazy Raccoon、ZETA DIVISION、REJECT、Northeption、BlackBird Ignis、FENNNELなど、その出場権を得られるチャンスのあるチームはごく僅かで、SCARZ、Fav gaming、BLUE BEESなど、既にその出場資格を失うチームもいくつか出てきています。
コミュニティでは、Riot GamesがChampionsへの出場を逃したチームのためのオフシーズン大会を開催する、サードパーティー企業が大会を開催し競技シーンを盛り上げるなどの意見が寄せられており、今後の動向に注目が集まります。


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