オーストラリアのVALORANTの競技シーンでプレイしていたローワン・クラザーズが、現在開催中の東京パラリンピック2020競泳 男子50m自由形で金メダルを獲得しています。

ローワン・クラザーズは、オセアニア地域のVALORANTの競技シーンでMagnetbrainの名でプレイしていた選手で、アマチュアチームTeam Pants Downとして、Riot Gamesが主催・協賛するFIRST STRIKE OCEANIA、Rise of Valourのオープン予選など、複数の大会へ出場していました。

Team Pants Downは、オーストラリアのトップ8チームの1つとして活動していましたが、昨年11月に解散を発表。それを機に、MagnetbrainはVALORANTの競技シーンより引退し、東京オリンピックへ向け、以前より選手として活動していた水泳へ専念することを発表しました

そして約10ヵ月を経て、東京パラリンピック2020競泳 男子50m自由形で金メダルを獲得。Twitterでは、オーストラリアのVALORANTプロより称賛のコメントが寄せられています。

VALORANTより引退する際のコメントでは、「このゲームに費やした時間、エネルギーに後悔はありません。自分の限界に挑戦し、人によっては小さな成果に見えるかもしれませんが、私は全ての結果に誇りを思っています。このゲームは私にとって命の恩人です。コロナウイルスが流行し、プール、ジムが全て閉鎖されたとき、私は孤独を感じていました。もし、このコミュニティがなければ、今はどうなっていたか分かりません。」とコメントしており、VALORANTのコミュニティへの感謝を表しています。

また、「完全にシーンから離れるわけではなく、2021年に向けいくつかの計画を進めています。」と最後に追記していることから、年内に何かしらアナウンスがあるかもしれません。

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