2021年10月5日にリリースされるMicrosoftの新OS「Windows 11」ですが、Windows 11におけるVALORANTの動作環境にTPM 2.0(Trusted Platform Module 2.0)、セキュアブートの2つが追加されることが、PC Gamerより報じられています。

TPM 2.0とは、Microsftが2016年より提供するモジュールで、デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供し、デバイスのストレージを暗号化することで、データの保護、機密性を保つことが可能となります。また、セキュアブートは、PC起動時の安全性を確保するため、起動するソフトウェアをデジタル署名で検証できる機能で、PCのより安全な起動が可能となります。

TPM 2.0、セキュアブートの2つの機能を必要条件にすることで、Vanguardはより強固なアンチチートシステムを実現でき、HWIDの偽装によるハードウェアBANの回避が困難になるなど、チート開発者、チート利用者に対し、非常に効果的な対策となります。

Riot Gamesの取り組みについて、チート自警団を自称するAnti-Cheat Police Departmentは、「Vanguardは、またしてもアンチチート業界を正しい方向に導き、アンチチート業界の競争力を高めてくれました。」とコメントしており、他のオンラインゲームにおけるチート対策への意識向上になると指摘しています。

Riot Gamesが提供するVALORANTのアンチチートシステム「Vanguard」は、カーネル下に設置され、常駐するソフトウェアであることから、現状でも十分すぎるほど強力なアンチチートシステムとなっていますが、今後の更なるアップデートに期待されます。

4 コメント

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  1. どんどん強固なアンチチートにしてくれ

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  2. ハードウェアBANの回避がしづらくなるのはいいね

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  3. Apex Lgendsのチーターに疲れた人たちを呼び込みたい

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    1. 彼らはもう、チーターとの共存を選んだよ

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