ロシアを拠点に活動するeスポーツチーム「forZe」が、VALORANT部門の無期限の活動停止を発表しています。

昨年5月にVALORANT部門の設立したforZeは、競技シーンの初期よりCISのトップチームの1つとして活躍。昨年12月に開催されたRiot Games主催の初の公式大会FIRST STRIKE CISでは優勝を果たし、今年3月にはVALORANT Champions Tour 2021 Stage 1 Mastersで準優勝を収めています。

VCTのサーキットポイントは10位と今月10日より開幕するEMEA ラストチャンス予選へ出場を予定していましたが、同じくロシアを拠点とするOne Breath GamingがforZeのメンバーを3人買収したことで、ラストチャンス予選の出場権がOne Breath Gamingへ譲渡(VCTはチームではなく選手がサーキットポイントを保有する)。

そして、メンバーが移籍し約2週間が過ぎる今月5日、forZeはVALORANT部門の解散を発表。Twitterでは、所属した選手の今後の成功を祈るコメントと共に、VALORANT部門の無期限の活動休止を発表しています。

今年9月に開催されたMastersでは、ロシアを拠点に活動するeスポーツチームGambit Esportsの優勝で幕を閉じましたが、CIS地域では依然としてCS:GOの人気が高く、VALORANTはやや盛り上がりに欠ける印象を持ちます。

VALORANT Champions Tour 2021のStage 1、Stage 2、Stage 3が終了し、オフシーズンに突入するVALORNATの競技シーンですが、選手の移籍、解散など、今後も各チームでの発表が増えると予測されます。

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