ブラジル・サンパウロ州は11月17日、州の公立学校に通う若者にeスポーツの関心を持たせることを目的としたプロジェクト「GameSP」を発表しています。
「GameSP」は、サンパウロ州の経済開発省、文化・創造経済省、教育省、スポーツ省の各長官が主導し行われ、合計で2,000万レアル(約4.1億円)の資金が投じられます。
このプロジェクトは、若者へ向けたeスポーツの推進、ゲーム産業の強化、大会動員数の増加など、様々な目的が込められており、サンパウロ州の公立学校に通う学生を対象にVALORANT、Free Fire、FIFA、Just Dunceの4タイトルで大会を開催する予定です。
2,000万レアル(約4.1億円)の内訳については、300万レアル(約6,100万円)は大会費用、ゲーム産業強化に300万レアル、イベント費用に100万レアル、残る1,300万レアルはeスポーツ市場の専門資格の取得、起業家の育成を目的とした教育に割り当てられています。
The Brazilian state of São Paulo, through its Governor João Dória (@jdoriajr), announced this week that it will be allocating around $20M BRL ($3.6Mn USD) in a gaming and esports incentive project named “GameSP.”
— The Esports Observer (@esportsobserved) November 19, 2021
About the project: https://t.co/cwou109NML pic.twitter.com/6Y0gR5lJzk
GameSPの発表について、サンパウロ州知事のジョアン・ドリア氏は「ゲーム産業はすでにエンターテイメント産業を超えており、雇用、税金を生み出す1つの事業です。そして、ブラジルの何百万人の若者にスポーツやエンターテインメントに近い感動を与えています。」とコメント。
また、経済開発省のパトリシア・エレン氏は「若者や大人もeスポーツ業界でプロを目指すことができ、仕事の1つであることを示したいと考えています。サンパウロの新たな一歩として踏み出し、この取り組みがブラジル全土に広がることを願っており、より意識を持ち取り組んでいきましょう。」とコメントしています。
予定される4大会のうち、VALORANTの大会は2022年2月から5月にかけて開催される予定で、州の公立学校に通う生徒を対象としています。オープン予選はオンライン開催で、決勝は1万人が動員できるオフライン会場で開催予定です。
ブラジルは、世界屈指のゲーム大国として知られており、2021年の年間売り上げは125億レアル(2,550億円)以上、ゲーム人口は6,700万と推定されており、PC、モバイルを筆頭に更なる成長が期待されています。
VALORANTNEWS.JP
返信削除面白いことやってるねぇ。
返信削除ブラジルってまだcsgoが盛んなのにタイトルにないの意外だな
返信削除公立の学校でテロリストのゲーム推奨すると批判されそう
削除ヴァロやFree Fireはそこら辺はファンタジーだし
日本は部活で若者を拘束することで非行防止してるからな。そういう側面もありそう。
返信削除GOプロがvaloに移行したらブラジルめっちゃ強いんかな
返信削除今は微妙だけど
絶対強い、今のvaloシーンでgoから来た人微妙な人しかおらん
削除コメントを投稿
公序良俗に反するコメント、特定の団体や個人を誹謗中傷するコメント、スパムや記事内容と関係のないコメントは書き込まないようお願いいたします。