北米を拠点に活動するeスポーツチーム「Sentinels」より、VALORANT部門のヘッドコーチを務めたRawkusが退団したことが自身のTwitterより発表されています。

昨年11月にSentinelsのヘッドコーチとして加入し、VALORANT Champions 2021へ出場したRawkusですが、日本時間で本日2月27日、Sentinelsと契約を終了し退団したことを発表。退団に伴い、コーチから現役として選手活動復帰を表明しています。

自身の声明ではVALORANT Champions 2021限りのコーチングだったことを明らかにしており、昨年には大会終了後に選手として活動を復帰すると報じられていましたが、概ねその内容と一致しています。

また、ローン契約の形でFaZeからSentinelsへ移籍していたことを明らかにしており、Sentinelsから退団した現在はFaZeと契約下にありつつ、今後はSentinels、FaZe以外のチームで新たな活動の場を模索していくと明かしています。以下、自身のTwitterで公開した声明になります。

タイトルに記載されている通り、私はSentinelsのコーチとしての活動を終了しています。

FaZeとしてLCQで敗退し、その2日後にSentinelsからVALORANT Champions 2021でコーチングをしないかとオファーが受けました。そして後先考えず、他の選択肢も探さずにすぐにそのオファーを承諾しました。

あまりに突然のオファーだったため、Sentinelsはレンタルの形で私と契約を結び、契約期限は1月1日でした。先月、SentinelsはFaZeと交渉し、私をフルタイムのコーチとして迎え入れようと試みていましたが、残念ながら交渉は難航したため、最終的に契約は成立しませんでした。契約上、私はFaZeへ戻る必要がありますが、Sentinels、FaZeのチームの一員になるつもりはありません。

私はコーチングを第一に考え活動していたと公言していましたが、というのも、関係者や環境が私に最適だったためです。

現在、私はFaZeの契約下にありますが、選手として新たなチームを探しています。ジェット、ソーヴァ、スモーク、センチネルが自分に最適な役割だと感じていますが、他の役割にも柔軟に対応可能です。

私は環境を変えたり、プレイを見たりすることで、新しい視点からゲームを観察することを得意としており、選手として復帰することを非常に楽しみにしています。

現在、Masters出場をかけたVALORANT Champions Tour 2022 North America Stage 1 Challengersが進行中ですが、今大会にはSentinelsとして関与していないとRawkusはTwitterで追記しており、SentinelsはRawkus加入以前のコーチ無しの状態で大会へ出場していることを意味しています。

今後、Sentinelsが新たなコーチを獲得するか、もしくは以前同様にShahZaMがIGL兼コーチとして活動を継続するか不明ですが、昨年のVALORANT Champions 2021のグループステージ敗退を受け、コーチやアナリストの獲得など、何かしらの変更を行う可能性が高いとコミュニティで見られています。

Rawkusが退団したSentinelsのラインナップは以下になります。

  •  Shahzeb "ShahZaM" Khan
  •  Tyson "TenZ" Ngo
  •  Hunter "SicK" Mims
  •  Jared "zombs" Gitlin
  •  Michael "dapr" Gulino

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