2020年8月、CS:GOから引退しVALORANTへ移行したNitr0ですが、約1年5ヵ月の活動を経て、今年1月にCS:GO復帰を発表。「Liquid」CS:GO部門に加入しました。

Escorenews.comより公開されたインタビューでは、VALORANTからCS:GOに復帰した理由、VALORANTとCS:GOの競技シーンの違い、VALORANTで学んだ2つの教訓を語っています。以下、インタビューから引用した文章を掲載しています。

VALORANTからCS:GOに復帰した理由

VALORANTに移行したことは後悔していません。当時、妻が妊娠していたこともあり、北米で活動が出来たことを考えると、私生活面では非常に良かったと思います。2020年から2021年のCS:GOのスケジュールは非常に忙しく、大会を連覇した2019年よりヨーロッパに長く滞在していたと思います。

妻が妊娠している間、ヨーロッパで生活することは決して理想的とは言えません。そのため、VALORANTに移行したおかげで、北米に住みながらゲームの仕事ができるようになりました。厳しい渡航スケジュールのCS:GOから少し離れることができたため、その面では本当に良かったと思います。

しかし、ゲームとしてはCS:GOの方が大好きです。そのため、息子が大きくなった今、CS:GOに復帰する事を決意しました。

VALORANTとCS:GOの競技シーンの違い

VALORANTの競技シーンは今、非常に良い状態にあると思います。才能ある選手で溢れており、北米の強豪チームには、CS:GOではそこまで有名じゃなかった選手も多く在籍しています。

色んなゲームから優れた選手が集まっており、"CS:GOのベテラン選手"はほぼいません。VALORANTには、才能溢れる若手や新進気鋭の選手がどんどん育っています。

「Counter Strikeをプレイしたことが無い」という選手でも、VALORANTを本気でやりこめば、世界最高のチームを目指すことができます。そして、CS:GOの経験があれば、少し基礎を飛ばして上達することができますが、スキルにも上限があります。

「CS:GOで世界最高のチームを目指す」となると、非常に強力な選手たちが道を阻みます。そこが、CS:GOとVALORANTの大きな違いで、カジュアル層がVALORANTに流れる理由の1つと思います。

CS:GOは「プロへの道を阻む門番」が多いので、何年も経験を積まなければトップ層に入ることはできません。

私のチーム(Liquid CS:GO部門)に所属するoSeeは、Liquid、Evil Geniuses以外の北米の強豪チームで何年もプレイしてきたし、何千時間もプレイしてきて、ようやくTier-1のチームでプレイできるチャンスを得ました。彼は本当に勤勉だし、CS:GOで強豪チームに加入することは、それくらい非常に難しいことです。

VALORANTはゲームが上手ければランク戦で有名になり、スクリムに誘われるようになります。つまり、実力があれば強豪チームに加入するチャンスを手にすることができます。VALORANTは、そういうゲームなのです。

VALORANTで学んだ2つの教訓

VALORANTではたくさんの教訓を学んできましたが、大きく2つあります。1つ目は、他のゲームから来た選手、異なる価値観を持つ選手、若い選手など、様々なタイプの選手とプレイしてきたことです。彼らからは非常に多くの事を学びました。

もう1つ学んだことは、0からチームを作り上げることです。CS:GOはその点が非常に難しく、CS:GOで世界トップレベルまで上り詰めることは、何ヵ月も何ヵ月もかかります。

しかし今、私は2ヵ月でCS:GOの世界1位を取れるチームになることを目指しています。Liquidに加入してから、チームの進捗には非常に満足しており、自信満々に大会に参加できるまで、もう少しです。私たちが世界に舞い戻るのは、時間の問題です。

17 コメント

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  1. これ暗に若い人はチャンスあるValoに行けって言ってない?

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    1. csgoのプロ目指してる若い人達には厳しすぎる世界だからマジで食っていけない。Tier2のチームですら鬼強いからメジャー大会の切符に触れることすらできないから安定した収入を得られるヴァロを選ばざるおえん。

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    2. もうNAは新規のチーム立ち上げて投資するようなとこないどころか撤退してるし若手にとってわざわざvalorant切ってまでいくメリット少なすぎるんだよな
      csgo好きで出戻りしたレジェンドがこれ言うのは相当なことだしリスペクトするわ

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  2. もしかしてbrokyってガチの天才?

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    1. 若くしてtier1チーム加入してくびになってないやつは奴はBrollan然りみんな化け物だよ

      今年でいえばm0NESY、torzsiあたりは1年目からtop20入りそうなパフォーマンスしてるしここら辺は本物の選手なんだろうな

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    2. ヨーロッパでは若手がプレイできる場所はある、プロチーム、アカデミーチームが多いし若手でも全然すぐ活躍できる
      でも北米はそれが無いから無理、broky、m0nesy、torziだってみんなヨーロッパ出身でしょ

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    3. でもNAにはまだ最終兵器oboがいるから・・・

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    4. oBoちゃんは去年から行方不明の模様・・・

      CSGOコミュニティもやばいと思ったのか昨年末から定期的に本当のアカデミーリーグ開催するようになったけどどうなるかはわからん

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  3. まあ言ってることはその通りなんだけど最後の方はちょっとおかしくないか?
    2か月どころか1年かけても無理だろ今のメンバーじゃ
    まぎれもなく世界1位になった2019までTL加入してから4年もかかったうえにもうあのころみたいな撃ち合い最強のメンバーはもういないのに・・・

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    1. それはまあリップサービスみたいなもんだろ、わざわざ戻ってきたのにネガティブなこと言うよりは全然良いんじゃないかな

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    2. なんか知らんけど5位のheroicに21位のLiquid勝てたしもしかしたらもしかするかもね

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    3. 今日のNiPに勝てたら世界1位は無理でもまごうことなくtop5には行けるチームだと思うわ
      まあ勝てないですけどね

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  4. そういえばnitr0が100TいたころにoSeeをVALOにスカウトしたけどCS:GO 続けたいから断られたって話前にしてたな
    結果的にliqで一緒のチームになったけど継続も大事やね

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  5. お前はいらないからELIGEをvalorantによこせ

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    1. 去年移行するか(nitr0のところ行くか)迷ってたらしいけど、結局GOにnitr0連れ戻したから当分は来ないだろうな

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  6. EUとCISの人間はゲームが上手すぎる
    というかNAが雑なんかな
    ヴァロも人口じゃアメリカが圧倒的なのに結局もう追いつかれてる感あるし

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  7. GOはプロになるまでのプロセスがやたら多いんだよな
    faceitで無双→FPL-Cで無双→FPL-Sで現役相手に活躍→マイナーチームorアカデミーで無双
    これでやっとtier3以上のチームに参加できてそこで活躍したら上位チームへ
    もちろんbymasみたいにいきなり上位チームに勧誘受けたり飛び級する奴もいるけど
    どこかで一度躓くと上からはもう声が掛からないみたいな事もあるし時間もかかる

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