昨年12月にヨーロッパから東南アジアに拠点を移し、シンガポールのチームBleed eSportsに加入したPythのインタビューがONE Esportsより公開されています。インタビューでは、ヨーロッパとアジアのメタの違い、東南アジアの課題を語っています。以下、記事とインタビューから一部抜粋した文章を掲載しています。
東南アジアとヨーロッパのメタの違い
VALORANTには、地域ごとに異なる独自のメタが存在します。Pythによると、ヨーロッパは非常に構造化された作戦を中心に展開するメタで、情報収集に時間を割き、エージェントのアビリティを最大限に活動する動きが多いと語ります。このようなスタイルが、試合を重ねるごとにチームワーク、メンバーの相性を向上させていくと説明しています。
東南アジアに移住した当初、Pythは速い展開のプレイを好むチームに不満を感じていたと語ります。しかし、素早い展開が強みとして機能していることに気付きました。
実際にプレイしてみて、ヨーロッパの選手よりエイムに長けている選手が存在することを知り、自分のエイムに自信を持ち積極的に勝負を仕掛ける動きは、早い展開のプレイと相性が非常に良いと語ります。
このようにキルを重ねることで、チームの勢いが付き、勝利に繋がる鍵になるとPythは語ります。VALORANTはラウンド数が少ないため、相手チームに逆転できる余地を与えないことが、試合を有利に進める秘訣なのです。
「CS:GOは16ラウンド先取ですが、VALORANTは13ラウンドです。つまり、VALORANTは逆転が起きやすいのです。」
「東南アジアには、優れたエイムを持つ優秀な選手と高速なセットプレイに長けたチームはたくさんいますが、ヨーロッパのチームのように構造的なプレイをしないので、決定的なミスに繋がることがあります。」
Pythは、東南アジアのチームに構造的な作戦を浸透させることで、ヨーロッパの戦術とアジアが誇るエイムを融合させたいと語ります。
東南アジアの課題
Pythは、東南アジアのチームには快適に活動するために必要なプロチームやスポンサーが不足していると語ります。
「東南アジアには、学校に通いながら、仕事をしながらなど、何かをしながらプロゲーマーとして活動している人が多いです。VALORANTは仕事ではなく、副業や趣味に近いような印象です。」
「成功するためには、VALORANTに全力を注ぐ必要があります。1日8時間から9時間プレイしていても、世界トップレベルに立つには足りません。」
実際、Pythが加入したBleed eSportsは、僅か3週間の練習期間で、APACでFULL SENSE、MiTHを破るなど連勝を重ね、敗者側決勝まで勝ち進みました。Pythがチームにもたらした戦術、意識が短期間で成長するきっかけとなったのでしょう。
シンガポールでも財政状況は厳しいんやな
返信削除逆転が起こりやすいかどうかはラウンド数じゃ無くて陣営の強さに偏りがあるマップだと思うけど
返信削除このゲームにはエージェント構成ってものが存在するのだから陣営の偏りはマップが問題だなんて簡単に決めつけられる話ではないと思う。G2はスタートの陣営がどちらかで構成を変えていたって話も聞いた。
削除対してラウンド数の少なさは運要素の多いピストルを取っただけで2ラウンドが取得できることなどを考えると確実に逆転の多さに影響している。
ラウンド数少ないならエコラウンドで失う1点の価値も大きいよな?
削除差を埋める余裕が少ない分むしろ逆転しにくくならないか?
10年前にTyLooがAIMゴリ押しでたまにヨーロッパチーム破壊してたときから言われてることだった
返信削除CSGOではMongolZやVGも同じ事してたしアジアのお家芸かもしれない
唯一韓国勢だけがヨーロッパと同じようにプレイしてたしな
日本は作戦はヨーロッパ風だけどAIMは中国以下でボコボコにされてたのでVALOでいい感じに結果残してて嬉しいよ
pythってものすごい早さでNIPから解雇されてたけど
返信削除その後東南アジア行ったりなかなか濃い人生歩んでたんだな
すごいわ
pyth、NiPに2年弱いましたが・・・
削除drakenだったかの間違いやろな
削除maikeleleと勘違いしてそう
削除よくよく考えたら東南アジア資本のでかいesportsチーム全然知らないな。
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