「大会期間中に配信をするチームは勝てない」と囁かれるVALORANTの競技シーンですが、プロ選手の個人配信時間と個人成績、試合勝率の関係を示したグラフをアナリストのwillminder氏が公開しました。

同氏は「配信は試合のパフォーマンスに影響を与えるか否か」を調査すべく、VALORANT Champions Tour 2022 North America Stage 2 Challengersに出場する12チームの全選手のACS(平均バトルスコア)と過去30日間の配信時間を比較したグラフを公開。結果は以下で、グラフはやや右肩下がりになっているものの、個人成績と配信時間に大きな関係は無いことが明らかになりました。

また、20時間以上配信をした選手に焦点を当てたグラフは以下。こちらもやや右肩下がりのグラフですが、50時間以上配信をして好成績を収めた選手もいれば、そうでない選手もいるため、大きな関係は無いと指摘しています。

個人成績と配信時間に関係が無いとグラフから明らかになりましたが、XSETに所属するdephhは「配信時間は選手個人のパフォーマンスではなく、チームの勝率に関係するのではないでしょうか?」とコメント。「配信時間が長い = 練習や作戦会議に費やす時間が少ないことを意味していると思います。プロは配信でも高いランク帯で戦うため、ゲームスキルに悪影響を及ぼすことはないでしょう。」と指摘しました。

それを受け、willminder氏はチーム全体の配信時間と公式試合の勝率を比較したグラフを作成。結果は大きな右肩下がりのグラフとなり、配信時間が長いチームほど勝率が低いことが明らかになりました。

とはいえ、80%の勝率を維持しながら90時間の配信をするチームも存在するため、必ずしも「配信時間が長いチームほど勝率が低い」とは限りません。特に北米の今シーズンは代打の選手を起用したチームも存在したため、地域や選手数を拡大しより大きなデータで算出するべきといった意見も寄せられています。

配信時間を減らし、チーム練習、作戦会議、大会観戦の時間に費やした方が勝率も向上すると予想されますが、それだけでは生活できない選手が多数存在することもeスポーツの現状。過酷なスケジュールの中、配信や練習、趣味をメリハリをつけ両立することが今後のプロ選手に求められる1つの要素でしょうか。

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