宇宙開発企業スペースXや電気自動車企業テスラを展開する世界的起業家のイーロン・マスク氏ですが、VALORANTプレイヤーから寄せられた質問にTwitterで回答し話題を集めています。

発端は6月10日にイーロン・マスク氏が投稿した1つのツイート。スペースXが展開する衛星間インターネットサービスのスターリンクを活用することで「好きな場所でゲームをすることができます。」と投稿しました。

しかし、ブラジルのストリーマーBREEZEは上記ツイートに反論。「恐らく修正されると思いますが、ブラジルでスターリンクを使用し(VALORANTの)北米サーバーでプレイすると100PINGを超えます。自国にいながらPINGを気にすることなく、他の大陸と対戦できる未来が来るなんて、正気の沙汰とは思えません。」とコメントしました。

7,000以上のコメントが寄せられるイーロン・マスク氏の「好きな場所でゲームができる」発言ですが、その中から同氏はBREEZの意見に回答。「スターリンクの衛星間レーザー通信は、年末までに運用を開始する予定です。これにより、世界的な遅延を劇的に改善することができます。光回線は、光ファイバーケーブルより真空/空気中の方が40%速く伝わります。更に海岸線に沿うケーブルより衛星間の経路長が短くなるため、劇的に改善されるでしょう。」と回答しました。

衛星間インターネットサービスのスターリンクは、人工衛星を使った通信サービスです。従来のインターネットは地上の基地局を経由し接続しますが、スターリンクは通信電波を衛星で中継することで世界中で高速なインターネット接続が可能になります。アメリカ・ウクライナなど一部地域では既に運用開始しており、遅延は20msまで抑えられ、ダウンロード速度は100~200Mbbs程度が可能だと言います。

日本では2022年第3四半期にサービス開始予定とされるスターリンクですが、PINGや速度面におけるスクリムや大会環境改善に繋がるでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

8 コメント

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  1. うはー 夢が広がりんぐ

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  2. 今住んでるマンションの回線が弱くて100前後のPINGだからこれには期待したい。

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    1. 仮にスターリンクの技術が実現化してもお前のpingは改善されないだろwww

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    2. 既存の設備は使わないからアンテナ置く場所があれば普通に使えるよ
      日本は光回線通ってない僻地でもない限り普通に光回線使ったほうがコスパ良いと思うが

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  3. いうほど速いか?

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  4. 日本のブロードバンド環境って世界的に見てもかなり高品質なんだよ、国内で完結する通信ならもはや無敵レベル
    全体的に海外とのrouting網、バックボーンがやや弱いのも最近改善されつつある

    だからこのままスターリンクが実用化されて仮に一般的な商材となっても日本ではよっぽど僻地じゃない限り利用されないだろうし、そもそも参入もしないだろうな

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    1. 場所関係なく使えるのが強みなんだよ
      チーム同士のスクリムとかが捗るのがミソ

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  5. スクリムする人間が日本に何人いると思ってんだよ
    いくら良いサービスだろうが日本ではほぼ需要がない
    なので始まってもめちゃくちゃ高額になるかそもそも日本でサービス展開されない

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