中国共産党中央宣伝部が所有するNPO法人「中国オーディオビジュアル・デジタル出版協会(CADPA)」は昨月、2022年前期(1月~6月)における中国のeスポーツ総収益を発表しました。
CADPAによると、2022年前期のeスポーツにおける総収益は113億ドル(約1.5兆円)で、その内訳は以下。なお、前年度から12.12%減少で、収益減少は新型コロナウイルスの感染拡大が主な原因と報告しています。
- eスポーツタイトルゲーム収益:83.29%
- eスポーツ関連配信収益:13.96%
- eスポーツ大会収益:1.24%
- eスポーツチーム運営収益:1.01%
- その他:0.52%
China reports $11.3B esports revenue so far in 2022, which marks a decrease of 10.12% year-over-year.
— Sports Business Journal (@SBJ) July 25, 2022
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また、eスポーツタイトルのゲーム収益を除いたチームの運営収益や大会、メディア収益の合計は約18.8億ドル(2,540億円)。こちらは昨年度から2%の減少となりましたが、中国におけるeスポーツ人口は年々増加し続け、現在は4億8,700万人に上るとしています。
現時点でVALORANTは政府から承認が得られておらず正式にリリースはされていませんが、先日に開催されたVCT 2022 LCQでは公式大会への参加権利が得られるなど、徐々に人口が拡大しています。リリース日は現時点で不明ですが、今後正式にリリースが行われた場合、アジアシーンの更なる活性化、競技シーン全体の底上げが期待されます。
チーター増えてほしくないからこのまま中国は新規ゲーム製造禁止にし続けてほしい
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