LOUDの優勝で幕を閉じた世界大会VALORANT Champions 2022ですが、大会に出場した全16チームに計2,000万ドル(約28億円)以上の収益を分配したと、VALORANTのeスポーツグローバル統括を務めるLeo Faria氏が明らかにしました。

今月初めに行われたEsports Business Summitに登壇した同氏は、大会に出場した全チームにスキン収益と大会賞金含め総額2,000万ドル以上を分配したと言及。今大会には計16チームが出場していたことから、各チームに最低125万ドル(約1.7億円)が分配された計算となります。

また今年9月には大会限定スキン「CHAMPIONS 2022」の収益分配額が1,600万ドル(約22億円)を突破したと明らかにしていましたが、収益発表後も売上は右肩上がりを推移していたと言及。そのためスキン収益分配額は1,900万ドル超、スキン売上高は3,800万ドル超(約53億円)を記録したと予想されます。

来年2月に開幕するVALORANT Champions Tour 2023のインターナショナルリーグには北米、ヨーロッパ、アジアからパートナー全30チームが参戦しますが、各チームには30万ドルの固定報酬、スキンやグッズ販売の成果報酬が最低30万ドル、その他の条件に変動する報酬が最高40万ドルで、最低60万ドル(約8,400万円)から100万ドル(約1.4億円)の報酬が支払われる見込みと今年9月に報じられています

Leo Faria氏は昨月、Dot Esportsのインタビューで「パートナーチームがインターナショナルリーグの経済的成功を共有することができるエコシステムを作り上げたい」、「パートナーチームと共にファンをより楽しませる野心的なプロジェクトを作り上げ、新しいパートナー企業や視聴者層、そして世界中の何百万人ものファンを巻き込む大会を構築したい」と回答していましたが、今後更なる資金を投入するVALORANTの競技シーンに注目が集まります。

2 コメント

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  1. 凄いな 来年からはもっとすごくなるのかな?

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  2. 収益を社内保留せずに競技シーンに多額の投資をしてくれるのはありがたいことだね
    新しい形式のVCTは不安な点もあって楽観視できないけどRiotには頑張って欲しいな

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