イギリス・ロンドンを拠点に活動するeスポーツチーム「FNATIC」は11月30日、VALORANT部門に所属するEnzoと契約を終了したことを発表しました。
Today we say part ways with & say farewell to @FearothVAL.
— FNATIC (@FNATIC) November 30, 2022
From standing in for us in Reykjavík, to joining the squad and putting up unforgettable appearances in both Copenhagen and Istanbul, we're thankful for all your efforts in the VCT this year.
Merci pour tout, Enzo! 💕 pic.twitter.com/FKS0lHScxc
現在26歳のEnzoは、2017年にCS:GOの競技シーンに参入。Asterion、3DMAX、Red Instinct、Smoke Criminalsなどヨーロッパの中堅チームで活動した後、2020年にVALORANT移行を発表しました。
VALORANTではNiPからキャリアをスタートし、翌年1月にAllianceに加入。Allianceをキャプテンとして率い、VCT 2021 Europe Stage 1 Mastersでの8位入賞を始め、VALORANT Open Tour France Finalsでの準優勝などヨーロッパシーンで活躍しました。
そして2022年3月、過去の実績が評価されFNATICにレンタル契約で移籍を発表。BraveAFに代わって出場したVCT 2022 Stage 1 Mastersでのプレイが実を結び、同年5月には正式契約を締結。VCT 2022 EMEA Stage 2での優勝、VCT 2022 Stage Stage 2 Mastersでの4位、そしてVALORANT Champions 2022での6位入賞に大きく貢献しました。
ソーヴァやフェイドなどイニシエーターのエージェントを中心に担い、キャリアを通してソーヴァのK/Dは1.12、ACSは207.3と堅実なパフォーマンスを記録。サポートながら火力を持つ選手として高く評価されていましたが、今年9月にFNATICからベンチ入りが発表されました。
Enzoが脱退したFNATICのロスターは以下になります。Enzoは自身のTwitterでフリーエージェントを表明しており、フランチャイズリーグ加盟チーム、もしくはアセンショントーナメントからリーグ入りを目指すチームへの移籍を目指し新たな所属先を模索する意向を明らかにしています。
- Jake "Boaster" Howlett
- Nikita "Derke" Sirmitev
- Emir "Alfajer" Ali Beder
- Leo "Leo" Jannesson
- Timofey "Chronicle" Khromov
- Jacob "Mini" Harris(コーチ)
- James "Mistic" Orfila(ベンチ)
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