今年2月にブラジル・サンパウロで開幕するVCT 2023 LOCK//INに出場する100 Thieves所属のAsunaのインタビューがInven Globalで公開されています。インタビューでは新体制や対戦したいチーム、今後の目標を語っています。

インタビューに応じて下さりありがとうございます。VALORANT Champions 2022を終え、新体制や現状はいかがでしょうか?

チームにCryoが新加入したので、チーム哲学や全体的な基礎など、チームの基本を彼に伝えている最中です。彼が加入して以降、いつも以上に練習に力を入れ取り組んでいます。

難しいことだらけですが、どうすれば良いチームを作り上げるかは理解しています。2022年3月にメンバーを大きく入れ替えましたが、当時の作業にまた取り組んでいるかのような気持ちです。優勝で締めくくることができたRed Bull Home Ground 3は良い練習になりました。

練習で一番力を入れたことを教えてください。また大会を終え、改善すべきと感じたことは何でしょうか?

個人的にはフェイドの熟練度を高めることに注力しています。しかし、パッチ5.12で環境が大きく変わったので、作戦も大きく変化しています。マップ次第では別の役割やエージェントを担うかもしれませんので、また変わってくると思います。

チーム内の私の役割は1人や2人のエージェントを極めるというよりは、様々な役割を担う流動的なポジションにいます。前回のパッチではフェイドを練習しましたが、次のパッチではどうなるか、まだ分かりません。

大会で感じたチーム全体の印象を教えてください。

チーム全体としては、オペレーターの扱いに慣れてきたと感じています。私が100 Thievesに在籍している間、固定のオペレーター使いがいないことが問題でした。ジェット使いのWillが以前に在籍していましたが、彼はオペレーターを積極的に持つことはしませんでした。

Cryocellsと一緒にプレイしてみていかがですか?

Cryoは本当に素晴らしい選手です。彼のような優秀な選手がチームにもたらす影響は期待通りのものでした。彼はコミュニケーション力も優れており、メンタル面の管理も優れています。彼とプレイできることは本当に良い経験になると思いますし、特に心配するようなこともないと思います。

100 Thievesの大きな変化はコーチングスタッフの変更です。Sean Garesが去り、Mikesが加入しましたが、状況はいかがでしょうか?

良い感じです。Sean Garesは脱退しましたが、彼の価値観はチームに残っており、以前と同じ環境、同じようなメンタリティで練習に取り組むことができています。

また彼の全てが無くなったわけではありません。彼がゲームに対してどのように考えていたかを理解していたからこそ、同じ考えでゲームに臨むことができていると思います。ある意味、彼の精神はまだ残っているのです。

新加入したヘッドコーチのMikesも本当に優秀なコーチです。練習の取り組みなど物事の全てを1から手伝ってくれます。そして時にはSean Garesより多くの時間を割いてくれます。そのため、彼には本当にリスペクトしています。彼がヘッドコーチで嬉しいですし、これからが本当に楽しみです。

2023年はインターナショナルリーグが開幕します。アメリカリーグで対戦が楽しみなチームはいますか?

Cloud9。彼らは私たちと同じくらい早くから練習を開始しています。恐らく11月あたりから練習に取り組んでいると思います。

他のチームはそこまで早くから練習に取り組んでおらず、まだ休暇中のチームが多いと思います。非常に愚かなことだと思いますが、休暇中のチームが多いことは事実です。

100 Thievesはブートキャンプに取り組んでいると思いますが、ブートキャンプの全体的な感想を教えてください。

ブートキャンプは本当に疲れましたが、行う価値があったと思っています。少なくとも、そうであってほしいと願っています。

例え大会の結果が悪かったとしても、できる限りの努力をしたことが一番重要なポイントです。だから私たちは熱心に練習に取り組みますし、常にベストを尽くそうと意識しています。

ブートキャンプを始め、どのような変化がありましたか?

新加入はCryoでロスターに大きな変更はないため、改善点や変更点は限られています。ただ練習スピードを早め、メンバー全員の意思疎通を深めようと努めています。

彼は加入したばかりですが、他チームより私たちチームの方が明らかに優れていると思います。もし彼が加入した初日に大会があったとしても、北米トップ3の地位は固いでしょう。

ただ更に上を目指すためには、細かいミスや立ち回りを改善する必要があります。それがトップシーンの難しさです。上位1%に入ることは簡単ですが、それを超えること、そして継続することは非常に難しいです。

個人ではなくチームでも同じことが言えます。北米大会で5位にランクインしたとしても、4位、3位、2位を目指すことはかなり難しいです。

細かい修正は目に見える部分ではないかもしれませんが、選手目線で気づくことは意外とたくさんあります。

先日、100 Thievesと再契約を結びましたが、既に2年以上在籍しています。100 Thievesを組織として高く評価する理由は何でしょうか?

ゲームに対する彼らの熱意と責任でしょうか。もし成績が悪ければ部門を解散することは当然ですが、100 Thievesはいつも公平にチャンスを与えてくれます。それが私が組織に対して求める全てです。

最後にファンに一言、お願いします。

2022年シーズン初期から応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。そして結果を残すことができず、大変申し訳ございません。

100 Thievesには2年2ヵ月在籍していますが、この期間が皆さんにとって良いものであったら幸いです。より強いチームを目指し全力を尽くします

3 コメント

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  1. Asunaは好きな選手だし、cryoはまじでいい補強だと思うし楽しみだ!!!
    がんばってくれ応援してるぞ!!!

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  2. 🥚も言ってたけど当たり前に他のチームより練習に取り組んでいるチームは強いって言ってたから100TとC9まじで楽しみだなぁ

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