ブラジルでは現在、アセンショントーナメント出場をかけたVALORANT Challengers Brazil 2023 Split 1が開催中。今大会にはブラジルの強豪8チームが出場していますが、ODDIK所属のBLD、fznnnが見せたメンタル集中方法が話題を集めています。

シーンはODDIK vs Libertyの1マップ目のアイスボックス。試合はオーバータイムに縺れ込む1時間超に渡る接戦を繰り広げましたが、12-12とオーバータイムに入る直前、fznnnは目を閉じ深く深呼吸をし、BLDは指を立て胸の前でゆっくりと腕を動かしました。

配信コメントやSNSでは2人の行動に関するコメントが多く寄せられる中、LOUDやODDIK、00NATIONなどブラジルのトップチームを支えるeスポーツ心理学者のBruno Garcia Psi氏が2人の行動を解説しました。

2人の行動について多くの質問が寄せられていますが、BLDのテクニックは副交感神経を刺激するもので、より落ち着いた集中状態に入ることができます。不安が強くなると、トンネルビジョンを起こし、周囲への視野が狭まってしまいます。そこでオーバータイムに入るタイミングで副交感神経を活性化させ、落ち着くことが重要なのです。

また、fznnnが目を閉じて深い深呼吸をすることも同様です。この不安が強い環境に慣れていることを脳にアピールすることで、より集中した状態に入ることができます。

備考:トンネル・ビジョンとは視野がトンネル化して、中心部分しか見えなくなってしまう現象。認知の範囲が狭くなり、トンネルの中から外をのぞいているような認知状態になることから「トンネル・ビジョン」と呼ばれている。

なお、オーバータイムに縺れ込んだアイスボックスは16-14でODDIKが勝ち取り、試合はODDIKが2-1で勝利しました。1マップも落とすことができないオーバータイムは少しの油断も命取りとなりますが、皆さんもBLD、fznnnのメンタル集中方法を参考にしててみはいかがでしょうか。

3 コメント

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  1. fznnnが目を閉じて不快深呼吸→深い深呼吸

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    1. コメントありがとうございます。修正いたしました。

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  2. 戦場とか極度の緊張状態だとよく言われるね。例えば視線を左右に送って解く方法とか有名。

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