インドのeスポーツチーム、Sinatraaに年俸14.4万ドル(約1880万円)でオファーを出す

先日、VALORANT Challengers 2023の北米予選に出場したSinatraaですが、インドのeスポーツチームがSinatraaに対し年俸14.4万ドル（約1880万円）でオファーを提示し話題を集めています。

今回オファーを出したのは、インドに拠点を置くeスポーツチームGods Reign。VALORANT Challengers 2023の北米予選が終了し多数のフリーエージェント選手がアメリカで溢れる中、インドコミュニティでは「インドのチームは外国人選手枠として北米に目を向けるべき」と議論が白熱しています。

そんな中、Gods ReignのCEOを務めるRohith氏はTwitter上で「Sinatraa選手へ。月12,000ドル、年俸14.4万ドルで私たちチームと契約を結んでくれないでしょうか。契約金は30%前払いで支払い、医療費、渡航費、滞在費は全て別途支給します」と、Sinatraaに対し年俸14.4万ドルのオファーを提示しました。

Bankrupt?? Open offer for @sinatraa to join @GodsReignIN $12kUSD per month ($144,000 annum) 30% upfront! Excl medical, travel, hospitality! https://t.co/yJoYpwPFTG

— KR ROHITH (@KRROHITH2) January 23, 2023

現時点でSinatraaから反応は無い一方、Global EsportsのCEOが指摘した「その金額は2017年当時のSinatraaの年俸ですよ」の意見に対し、Rohith氏は「Sinatraa自身が興味をお持ちであれば、条件を再考します」と本人次第で契約金を上乗せする意向を示しています。

Thank you @RushindraSinha for your warm welcome, can reconsider if @sinatraa is interested, not set aside a fact that he will have opportunity to compete!

— KR ROHITH (@KRROHITH2) January 23, 2023

Gods Reignは、2022年9月に設立したインド発のeスポーツチーム。現在はVALORANT部門を始め、FIFA、PUBG Mobileなど複数の部門を保有しており、設立から僅か数ヶ月でInstagramのフォロワー数は1万人を超えるなど人気を集めています。また特に注力するVALORANT部門は先日、オーストラリア人選手との契約が報じられるなど資金力を武器にロスター強化を行っています。