スペインを拠点に活動するeスポーツチーム「KOI」は1月8日、VALORANT部門からMagnumが脱退したことを発表しました。

現在21歳のMagnumは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。2020年6月にチェコのeスポーツチームAvenue Esportsに加入し、同年9月にEnterprise Esportsへ移籍。そして翌年4月、その活躍が評価され、FNATICに加入しました。

FNATICではVCT 2021 Stage 2 Mastersでの準優勝を始め、VALORANT Champions 2021では8位入賞を達成。サイファーやキルジョイなど熟練度を要するエージェントを得意とし、FNATICの躍進に大きく貢献しましたが、2022年4月、成績不振を受けベンチ入りが発表。同年6月にKOIへ移籍を発表しました。

KOIではスペインの公式リーグVRL 2022 Risingに出場しますが、結果は10チーム中9位に終わり、VRL 2022 Finals出場は叶いませんでした。またKOIは今年2月に開幕するVCT 2023のインターナショナルリーグの出場権を獲得していますが、Magnumはベンチ入りが発表され、今年9月には新たな所属先を模索することを明らかにしていました。

今回の脱退について、Magnumは「選手として、人間として、たくさんの喜びを感じ、貴重な経験をすることができました。皆さんにお会いすることができ本当に良かったです。また私の今後については近日発表予定です!」とTwitterでコメント。近日中に新たな所属先を発表することを示唆しました。

現時点でMagnumの去就は不明ですが、先日にはノルウェーのeスポーツチームApeksとEnzo、Magnum、Misticの元FNATICの3人が契約を結んだと報じられており、イギリスの公式リーグVRL 2023 Polarisに出場予定と見られています。

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