ブラジル・サンパウロでは現在、世界の強豪チームが集うVCT 2023 LOCK//INが開催中ですが、大会を観戦したブラジルファンが「最悪の大会」と不満を漏らしています。

発端はブラジルのストリーマーPiranhaAgricolaが投稿した動画。会場に冷房が無いこと、水が持ち込み禁止なこと、セキュリティが甘く盗難の被害が発生していることなど様々な不満を吐露。ツイートには4,000以上のいいねが寄せられ、ブラジルコミュニティから共感の声を集めています。

「会場に到着したら、荷物のほとんどを会場外に置かなければいけません。ノート、鉛筆、ペン、食べ物、水など全てがそうでした。初日の13日は水が許可されていましたが、3日目以降は水も禁止されました。」

RedditやTwitterのブラジルコミュニティによると、昨年に開催されたVCT 2022 LCQ LATAMやCBLOL(League of Legendsの公式ブラジルリーグ)では同様の問題は発生したことがないと指摘し、原因は運営側にあると言及。今大会はRiot Games Brazilではなく北米のRiot Gamesが運営しているため、技術やノウハウの欠如が原因と指摘しました。

また、Redditでは長文の意見も上がっており、会場内の水が高価であることなど様々な問題を指摘しました。以下、Redditから一部抜粋した文章を掲載。

今大会がファンにとって最悪の大会であることを説明します。これは私と友人によると体験談です。

まず、会場に到着するとカバンの中の荷物を全て会場外に置く必要があります。傘や応援したいチームのユニフォーム含む全てです。会場の外にはカバンを草むらの中に隠す人を多く見かけました。また水の持ち込みも禁止されています。水筒1本も駄目でした。

不思議な事ですが、初日は新品未開封の水に限り持ち込みは許可されていました。しかし大会の3日目以降、未開封の水も禁止となりました。もし水が飲みたくなれば会場内で購入する必要がありますが、販売されているペットボトルは地獄のように熱く、すぐに捨てました。

購入方法も奇妙です。まずはお金をカードに変える必要があります。6、7レアル(約270円)のライアットカードを購入する必要があるのですが、なんと300mlの水が10レアル(約400円)で販売されていました。つまりライアットカードを2枚購入する必要があるので、15レアル(約670円)が必要なのです。水を2レアル(約50円)で購入できるブラジルでは異常な価格です。

また、学校から会場に向かう人は注意してください。鉛筆の持ち込みは禁止です。つまり一度家に帰る必要があるのです。そして会場内に到着したとしましょう。会場にはエアコンが付いていません。40度の熱気の中、応援することになります。扇風機もありませんでした。ちなみに選手との交流会や握手会もありません。ただ会場に行って、帰宅するだけです。

更に、帰るときにライアットカードを水やアイスティーと交換することができるのですが、なんと交換できる水が100mlのコップ1杯だけでした。他にも見逃していることがたくさんあるかもしれませんが、私が参加してきた中で最悪のeスポーツ大会です。

私が知っている限りではRiot Games Brazil側の問題ではないようです。ブラジルでは毎年、毎月のように大会が開催されていますが、このようなことは一度も発生したことがありません。どうやら今大会は、Riot Games Brazilではなく北米支社が運営しているようです。

ブラジル・サンパウロで開催中のVCT 2023 LOCK//INは現在6日目。Alpha Bracketは全試合終了し、LOUD、の2チームがプレイオフ進出を果たしました。日本から出場するZETA DIVISIONの試合が行われるOmega Bracketは2月23日午前2時に開幕します。

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