Bleed Esports「Deryeon」フルタイムでプレイするために学校を中退していたことを明かす

先日タイ・バンコクで行われたVCT ASCENSION PACIFIC 2023の決勝でSCARZを下し見事優勝を果たしたBleed Esportsですが、同チームに所属するDeryeonがVALORANTに専念するために学校を中退していたことを明かしました。

Deryeonは今日、自身のTwitterで「VALORANTをフルタイムでプレイするため、9ヵ月前に学校を退学しました。この決断に両親は心配していましたが、『夢を追いかけなさい』と話してくれました」と投稿。学校を中退する決断は当初両親に心配されたものの、後にプロの活動を応援してくれことを語りました。

また「未だに勝利の感動が胸に焼き付いています。そして私が全然活躍できなかった試合ではチームのみんなが助けてくれました。本当にありがとう。みんな大好きです」と共に戦ってきたメンバーに感謝をべました。

I quit school 9 months ago to commit to playing full-time. This decision made my parents worried but they told me to chase my dreams.

I’m still overwhelmed by this victory and I owe it to my team who stepped up immensely even when I was a bot out there. I love y’all so much. pic.twitter.com/DdgWCKLzpT

— BLEED Deryeon (@DeryeonVAL) July 9, 2023

現在23歳のDeryeonは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。そこから約1年間アマチュア選手として活動していましたが、2021年12月にBleed Esportsに加入。ジェットやレイナ、チェンバーなどデュエリストとしてチームを牽引し、昨年にはSkyesports SEA Championship、Penta Pro Series、TEC Challenger Series 9で優勝を果たすなどアジアシーンで着実に実力を重ねていきました。

今年2月に開幕したVCT 2023のパートナーチームには惜しくも選出されませんでしたが、crazyguy、sScary、Nephhなど新たなメンバーと共に再出発。VCL 2023 Malaysia & SingaporeではSplit 1、Split 2共に優勝を果たし、先日行われたVCT ASCENSION PACIFIC 2023では見事優勝。2024年、2025年度のインターナショナルリーグ出場権を実力で手にしました。