FNATICでヘッドコーチを務めるENGHが、LFTを表明しました。ヘッドコーチ、アシスタントコーチ、ディレクターの役職を対象にオファーを受け付けるとし、最優先の候補地として日本を挙げています。自身のXでは「全世界(Tier1〜Tier67、アカデミー、Game Changers)を対象に、ヘッドコーチ、コーチ、ディレクターの役割を受け付けています」と述べ、移籍先を検討する上での優先順位について以下のようにコメントしました。

  • 1. 日本:VALORANT部門における競争力のあるロスターやチームの構築、現地スタッフの育成を含めた長期的なプロジェクト(2年以上のビジョン)を求めています。日本語を学ぶ準備もできています。
  • 2. アメリカ:北米および南米のプロジェクトを受け付けています。
  • 3. EMEA:全員がロシア/CISの選手で構成されたロスターの構築と指導に関心があります。CISのトップタレントを集めるために投資する準備があるクラブを歓迎します。
  • ※上記の優先順位は、他の地域やチームからのオファーを検討しないという意味ではありません。

現在33歳のENGHは、2016年にOverwatchの競技シーンに参入。ヨーロッパのコンテンダーズ出場を経験した後、2018年、2019年にはOWWCのロシア代表に選出されるなど長期に渡り活躍しました。2020年4月にVALORANT転向を発表し、黎明期からコーチとして活動。同年9月にGambit Esportsのヘッドコーチに就任し、VCT 2021 CIS Masters、VCT 2021 Masters Berlinで優勝、VALORANT Champions 2021で準優勝と輝かしい結果を残しました。

2023年にはTSMのアシスタントコーチとして活動したのち、2023年12月にKarmine Corpのヘッドコーチ就任を発表。フランス人選手主体のチームから多国籍チームに切り替える大幅な再編成を行い、VCT 2024 EMEA KICK-OFFでは見事優勝を収め、VCT 2024 Masters Madridへ出場を果たしました。2025年にはEWC 2025 EMEAで準優勝し、Esports World Cupへの出場を経験しましたが、それ以外の大会では低迷に苦しみました。

約2年半にわたり指揮を執ったKarmine Corpを離れた後、今年5月にFNATICのヘッドコーチに就任しましたが、VCT EMEA 2026 Stage 2で最下位に終わり、今回LFTを表明し、新たな所属先を模索する意向を明らかにしました。

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