VCT 2025からインターナショナルリーグ出場チームに配布される40万ドル(約5,800万円)のインセンティブ報酬が削減されることに加え、VCT 2025のチームスキンは今年度のアップグレード版となるクラシックの可能性が高いと、ジャーナリストのAlejandro Gomis氏がSheep Esportsで報じました。

現在インターナショナルリーグに参戦する44チームにはコンテンツ制作、ウォッチパーティーなどを実施したチームに報酬を配布するインセンティブプログラムが導入されています。このプログラムは各チームにSNSでの発信や動画投稿、ウォッチパーティーを奨励するもので目標を達成したチームには最大40万ドル(約5,800万円)の金額が支払われていました。

もし来年度インターナショナルリーグに出場する全48チームが目標金額に達した場合は1920万ドル相当(約28億円)の金額が配布れる予定でしたが、同氏によると、VCT 2025から同プログラムは廃止される見込みで、今回の決定はレギュラーシーズン最終週に各チームに通達されたと報じました。一部のチームはこの報酬を見込み来年度以降の予算取り(動画編集者などの雇用)を行っていましたが、それらも場合によっては変更を強いられる可能性があります。

なお、インセンティブプログラムが廃止されるとはいえ、各チームにはリーグ参加報酬をRiot Gamesから配布されています。VCT EMEA 2024の場合は年間最低30万ドル(約4,400万円)が各チームに分配されていると同氏は指摘しますが、来年度以降は固定40万ドルに増額予定としています。また今年度は固定報酬に加えてチームスキン、CHAMPIONS 2024の収益が配布される予定で、チームスキンは今年度から導入された取り組みのため、今年度は各チーム増収になる見込みとなっています。

さらにAlejandro Gomis氏は、VCT 2025のチームスキンは今年度同様にクラシックが登場すると報じています。同氏が入手したある情報筋によると、VCT 2025のチームスキンは今年度のアップグレード版になる可能性があり、VCT 2024のチームスキンを購入していない場合でも来年購入できる可能性が高いと指摘。なお、プレイヤーカードは新たに刷新されるとしています。

本報道について、Sheep EsportsがRiot Gamesに連絡を取ったところ、Riot Gamesは「私たちは毎年のチームへの配布金額を調整しています。ファンの皆様のご支援のおかげで好調に推移しており、2025年に向けてはデジタルアイテムに重点を置いています。今後も過去3年間の成長軌道を続け、チームに配布される総額は大幅に増加すると予想しています」と返しました。

今回の決定に一部チームはチームに通達したことが遅いこと、そして目標を達成すれば得られた40万ドルのインセンティブを「今後チームに配布する金額はさらに増額する『かもしれない』」といったアプローチで廃止することは有益ではないとして不満の声を上げています。一方、あるチームは予想通りに進めば2025年シーズンの収益は今年度と同額になる見込みと伝えました。

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